サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: クマさんさん
2007/01/24 21:51:50
icon
音の無い世界は
次男との算数の勉強は続いている。
今夜は私の部屋で、彼は小数の掛け算の復習をした。
やらされることには、反発を感じるタイプである。
それでもやらせることに意味がある。
上の教科書で、掛け算の筆算を復習した。
思い出したようである。
あれだけやりたがらなかった彼が、どんどん筆算を解いていた。
私はその横の机に向かって本を読んでいた。
「○付けしようか?」と電卓を出したら、
「僕がやるよ」と自分で○付けを始めた。
その後は、恒例となった筋トレが始まる。
腹筋・スクワット・腕立て伏せ・ストレッチ。
私も一緒に体を鍛える。
「筋肉つくかなぁ」サッカーが上手くなりたい一心だった。
「牛乳飲んでくるよ」と台所に降りて行った。
そして、今は布団の中に入っている。
昨日、参観日に行ったおかげで、私は彼に対する見方が変わった。
やっぱりどこかで手をかけて、自信を育ててあげねばならぬのだ。
長男は、実は5年生頃の学習には親は必要なかった。
その認識が、次男を苦しませてしまったようである。
兄弟は違うのだ。
そんな当たり前のことが、分からない親であったと反省している。
彼には、一緒に勉強してやり、
勉強の習慣をつけてやるべきなのだ。
そして、勉強の相手をしている間は、彼とは二人で会話しているのだった。
遅くて一緒にいることができない日が多いが、
今度は、彼に嫌がられながらも、
この部屋で静かに勉強することを誘うことにする。
テレビの音の無い世界は、とても静かな世界である。
その時、家族はお互いの存在を確認し、
思いや気持ちを伝えるために言葉を交わす。
会話を成立させるためには、
テレビの映像と音声の無い状況を成立させるべきなのだ。
何だか次男と二人でいるこの音の無い世界が楽しみになってきた。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件