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from: クマさんさん
2007/02/19 21:01:41
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マラソン
クローズアップ現代で「東京マラソン」を特集していた。
マラソンがどんなメッセージを残したか?
3万人が雨の中、東京の名所を駆け抜けた。
7万人以上の応募があり、その中で当選した人たちだけが走るのだ。
完走率が96%であっただろうか?
とにかく42キロをそれだけの人たちが完走したのである。
「マラソンは、ほんの小さな自分の変化を発見できるスポーツです」
「シューズがあれば、手軽に参加できるスポーツです」
「マラソンは、苦しさを乗り越えることでできる自己表現です。」
そんな言葉をゲストのAさんは話していた。
何よりも心に残ったの言葉は、マラソンが自己表現という言葉だった。
それは、自己との厳しく過酷な戦いであるが、
同時にそれは自己を表出し、
自己の存在をアピールするパフォーマンスでもあるのである。
ただ今、親父ランナーズとしての決意を表明し、
仲間を募り、10キロに挑戦しようとしている私には、
この言葉が身に染みて理解できた。
今朝も4キロを走った。
しかし、昨日までのスキーの疲れが残っていたために、
3キロあたりで体が重く、思うように走れなくなった。
次の信号で休もうかなぁ・・・。
そんな誘惑が起きてくる。
しかし、待てよと、その誘惑を打ち消す声も聞こえてくる。
ディーリーまではゆっくりでも続けて走ってみようと、
自分を内心で励ます声がする。
その灯りを目標に走る。
踵に痛みがあった。
蓄積された疲労は、まるでブレーキのように私の体を重くする。
止めようか。歩こうよ。
大吉の前に差し掛かったとき、
やっぱり行ける所まで行こうと決めた。
満腹の前の横断歩道が、4キロのゴールだった。
走り続けられた。そして、タイムも25分であった。
その達成感と、充実感。
ほんの小さなドラマであるが、
こんなにも一人ぼっちで、自分自身と向き合い、語り合い、
戦っている時間は少ないのである。
マラソンでの自己表現。
その道を今、走り始めているようだ。-
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