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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2007/04/29 21:47:53

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    山の下祭り

    二日間、松浜小でサッカーの試合だった。
    全少の東地区の予選である。
    全国大会を目指しているチームであるから、
    こんな予選で負けるわけにはいかないのである。
    かって長男が所属していた4年前は、弱小サッカー部であった。
    その同じチームが、対戦相手に手強いと恐れられている。
    カップがつく大会では、連続3位であった。

    やっぱり人はあきらめないことである。
    いつしか必ず・・・。
    その一念さえあれば、願った方向へ万事が進むと信じている。
    要は、本気で信じられるか否かにかかっているようだ。

    昨夜、アルビの大敗を観ながら夕飯を食べていた。
    長男とのちょっとした行き違いがあり、
    言い争いになってしまった。
    本気で怒ってしまった酔っ払い親父に、
    彼は、ほとほとあきれたここと思われる。

    次男に対しても八つ当たりしていたようだ。
    お祭りで「お好み焼き」を買ってくる約束であったのに、
    彼は小遣いの都合なのか、忘れたたのか、
    買ってきてくれなかったのだった。
    そんなこといつもなら何でもないことなのに、
    アルビの0対6の結果に腸が煮えくり返っていた私には、
    堪え性がなくなっていたのである。

    いつもいつも冷静でありたい。
    いつもいつも大人で、理性的でありたい。
    しかし、現実はどうにもならない酔っ払い親父なのである。
    自己嫌悪の日々である。
    救いは、子供たちが今日もいつもと同じように対応してくれることだった。

    親父という幼稚な存在を、息子たちは許してくれる。

    春祭りには参加しなかった。
    というよりかできなかった。
    家に帰ってきたら太鼓の音が流れていった。
    宮昇りなのだろう。
    誰が一番太鼓を押しているだろうか。
    太鼓の叩き手は足りているだろうか?
    お神輿は大丈夫だろうか?

    しかし、途中から顔を出しても文句を言われるだけだから、
    今年は、いっさい祭りとはかかわらぬことにした。
    アルビの試合ではないが、野暮などうしょうもない我がまま爺に、
    腸が煮えくり返るような思いをしたくないからである。
    いっまでも大人になれない、哀れな親父であった。

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