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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2007/08/12 06:15:35

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    夏休みの感動体験

    別の世界を旅する。
    その時に新たな視点や気づきが与えられる。
    体験を通して学んだことは、心の中に必ず残る。
    それがどんな形で残されているかははっきりしないが、
    私にも忘れられない家族旅行の思い出がある。
    我が家の子どもたちはどうだろうか?

    屋久島は、私にとっては忘れられない土地となった。
    小さな空港に双発機で到着すると、
    そこはまぎれもない別世界だった。
    「飛魚の唐揚」か「首折れさばの刺身」かで迷い、
    パッションフルーツを初めて食べた。
    時折スコールのような激しい雨に見舞われ、
    ガジャマルという凄い木と出会った。

    初めて体験することは、私にとっては全て別世界の文化だった。
    残念ながら地元の人とは触れ合えなかったが、
    タクシーの運転手さんに方言で喋ってもらっても、
    何も意味が通じなかったのには驚いた。
    根源的にルーツが違う文化なのだと感じた。

    朝4時起床。5時半になっても当たりは真っ暗だった。
    新潟とは1時間くらいの時差があった。
    お日様が昇らないのだった。
    ここから8時間歩いて山頂である。

    縄文杉に負けぬ何千年も生き抜いてきた木々が森に突っ立っている。
    ここにいて、ここで育ち、ここで空を見つめ、森を見守った木々たち。
    黙って突っ立っているが、その存在感は圧倒的だった。
    「ある」ということは、これなのだ。
    私はビデオと写真を撮り続けていた。

    来たものにしか見えない景色がある。
    それが山だった。
    10時間をかけて日帰りをする家族に出会った。
    私たちは重い荷を担いで10時間をかけて、
    宮之浦岳を越えて、新高塚小屋に向かった。

    別の世界を体験することで、
    人は知らず知らずに「生き方」や「感じ方」を変えていく。
    そんな家族旅行をしてこなかったことを後悔している。
    もっともっと小さなうちに、いろいろな世界を体験させるべきだった。
    何も言わなかった次男が、昨日サッカーの試合から帰ってきてから、
    「どこか連れてって」と言って来た。
    「どこに行きたい?」と聞いても、どことは応えられなかった。
    でも、どこか別の世界を旅したいのである。

    長男が冒険をしないのは、親の責任が大きいなぁと思っている。
    新しい世界に飛び込んでいく勇気は、
    新しい世界を体験した感動の数だけ増えていくものだからである。
    願わくば子どもが小さなときに、たくさんの感動体験を・・・。

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