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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2007/12/05 06:18:01

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    ちっぽけな自分

    何だかとても月日のたつのが早い気がする。
    人間みな平等なのだろうが、
    もう12月を迎えると思うと、焦りのようなものも感ずる。

    今年はいったいどんなことがあったのだろうかと振り返ってみる。
    そこには、当たり前の平凡な一年がある。

    次男が6年生だったので、サッカーの応援には県外に2度も行った。
    長男は無事に高校生となり、反抗期真っ盛りである。
    父は、日に日に老いを重ねていくようで、見ていて寂しくなってしまう。
    母は、家族を支えようと今朝も頑張って台所に立っている。
    妻は持病をもちながらも、仕事と子育てに頑張ってくれている。
    家族6人でこうして一年間を過ごしてきた。
    実は、それが有難く、何よりのことなのだ。

    大過なく、平穏無事に、日々を過ごす。
    そこに幸せを感ずることができれば、
    足るを知った生き方ができるというものである。

    「もし、こうであったなら・・・」
    そうやってないものねだりをしていると、心が空しくなるものだ。
    あるものの数を数える。
    あるものの価値に気付く。
    それをそのまま大切にする。

    昔、書の先生に一枚の色紙を書いてもらった。
    「あるがままに あるがままを 見る」
    これは、私にとって一生の禅問答である。
    あるがままにあるがままを見たいと思う。
    全てをよしとして、肯定したい。

    しかし、我欲があるために、
    そうはいかないのが人間である私だった。
    「否定のシナリオ」
    そのシナリオのおかげで、欲求不満となり、関係をこじらせてしまう。

    昔、書の先生に一枚の色紙を書いてもらった。
    「我執を捨てて、ただなんとなく」
    あれから30年近くの月日がたった。
    私は、未だに我執のままである。

    この二つの言葉の生き方を、
    いかに50代で実践するかであると改めて思った。
    「あらゆることに じぶんをかんじょうにいれず」
    「でくのぼうとよばれ」
    「ほめられもせず くにもされず」
    「そういうものに わたしはなりたい」

    今、二人の書の先生の言葉とこの宮沢賢治さんの言葉とに、
    私は、励まされ、まだまだまだまだな自分自身のちっぽけさに、
    申し訳なく、悲しい思いをしている。

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