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from: せみさん
2008/08/31 16:08:59
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祝・1000回
お久しぶりです。せみです。
この掲示板そしてクマさんに出会って4年、私の生活は一変しました。
近寄りもしなかった町内の活動や小学校のPTA活動。
現在では、息子の野球チームのコーチはで引き受けてしまっている。
人間変われば変われるものである。
4年前を思い出してみた。
長女は4年生、長男は年長、次男が誕生した年である。
じーちゃんが脳梗塞で入院した翌年だ。
仕事では、今の役職に昇進して上司にも恵まれ、仕事に燃えていた。
そんなある日、小学校から携帯に連絡があった。
長女が不審者と思しき輩の運転する自転車で足を踏まれたのだ。
幸い大事には至らなかったが、同日に同様の被害にあった子もいた。
上司に事情を説明し、会社を早退して自宅に向かった。
秋も深まっていた頃だ。
学校と連絡を取ったところ警察への通報がまだとのこと。
この危機管理の甘さに腹が立った。
娘を連れて交番に向かった。「事故」として処理しようとする警官に
食って掛かり「事件」として扱わせ、周辺警邏の強化を強く要請した。
翌日も午前中の休みを取り、朝一番で小学校の職員室に行った。
教頭に話をすると校長に話が伝わっていないと言う。
頭にきた、どんな事情があろうともその組織のトップに、話が伝わっていないなんて会社組織ではありえない。
その思いを校長室で伝え、学校としての危機管理強化を要請した。
この日から数日後「親父を作りませんか」というプリントを目にした。
「子供の安全のための親父の会」
その思いだけで参加した。
隣には風貌には似つかない高い声で話す親父がいた。
ピエモンテさんだった。
「子供と一緒にキャンプがしたい」
「子供と一緒に夜の学校で肝試しをした」
こんな意見を聞きながら「なんて呑気な連中だ。そんなもの子供の安全あってからの話だ。」と思い場違い間を感じていた。
次に発足の懇親会はあった。「もう一度」の思いで参加した。
そこには熱く、大声で話しながら酒をあおり、ノートにみんなの意見をメモする人がいた。
クマさんだった。
教頭とも酒をのみ語り合った。そして翌年スタートする学校評議委員就任の要請を受けた。
「学校に物申す」その機会と立場を得た。
2年間の学校評議委員を経験したが、これといって大きな足跡は残せなかったが、学校に対して感じていた敷居の高さが低く感じられるようになった。
クマさん、ピエモンテさん、そして参加してくる親父達。
皆、酒が大好きだった。私も同じだ。
我々の酒の舞台の店主。年は3つほど違うのだが、子供が同年代ということもあり、会が無くても店が終わり、我が家の子供達が寝静まるころになると電話がかかってきては酒を酌み交わした。
印象に残るのは、正月の3日に呼び出され言ってみると、カウンタに小さなコンロが出ており、そこでソーセージを焼きながら2人の新年会を行ったことだ。
他にも酒好きな親父達と呑み語った。
先日も帰省してきたTさん。高校の先輩でもあり尊敬できる程の酒飲みだ。
酒といえば忘れらてはならないスナイパーSさん。どんな場所に行っても酒が入れば主役なのだ。
いつも冷静なOさん。年下なのだが頼れる男だ。
長老のKさん。いつも動いている。とにかく実践あるのみ。ただただ脱帽である。
Oさんの同級生、Tさんは生真面目なのである。今年も会社帰りに駅前で飲んだ。
ヒロさん。言わずと知れた「ゆったりルーム」総指揮官。
Hさん。Iさん。発足の翌年から参加してくれている親父。
二人とも紳士だ。
美人妻(範囲不明)も忘れられない存在だ。熱いのだ。子供が小学校を卒業しても我々の活動を支援してくれている。
まだまだ、沢山の記憶に残る人達がいるのだが書ききれない。
こんな仲間達と一緒にやってきたイベント、それは最初に「何を呑気な」と思っていたことばかり。
でも、そこで子供達の顔、私の顔を皆に覚えてもらう事が子供達の安全確保の一助にはなるはずだと気付いた。
こんな熱い人達と酒をのみ語り合って行くうちに、私の生活の中心は仕事から家庭にシフトして行きました。
4年前、ここまで自分の思い描いていたキャリアを積んで、それなりの評価を得てそれなりに昇進していました。
同期あるいは先般たちを尻目に、ただ上を見つめて突っ走っていたように思います。
育った家庭環境や負けることが大嫌いな性格のためだったのでしょう。
でも、この4年で変わりました。
子供達が安全に学び、スポーツで心身を鍛え社会に大きく羽ばたいてくれる準備をすることが親そして地域の役割なのだと気付きました。
子供達を育てるため、学びの機会を与えてやるための金は必要です。
そのために出世も必要なのかもしれません。
しかし、そんなことに目を向けてばかりいると「子供達のため」という目的を達成するための手段であったはずの昇進が、目的となってしまい、その昇進と言う目的を達成するために家庭を犠牲するという本末転倒の結果になってしまうのだと思います。
私のサラリーマン生活は折り返しを迎えました。
私はもう目的と手段を見誤ることはありません。
子供達と一緒に成長し、そしていつか迎えるであろう町暮らしの時代に向けた仲間作りを行ってゆこうと思っています。
長くなりましたが、50万アクセスはクマさんへの共感の証。
投稿数はクマさんの足跡。
2000投稿、100万アクセスはいつになるのか楽しみですが、その時には記念植樹と大宴会でも行いますか。。
また、おじゃまします。
ではでは。-
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