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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2008/09/25 21:52:06

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    祝 朱鷺の放鳥

    今日、新潟で歴史的なことが行われた。
    朱鷺の放鳥である。
    純ニッポンニハニッポンの種ではないが、
    とうとう自然に10羽の朱鷺が放たれたのである。

    今夜は佐渡も雨である。
    冷たい雨に打たれながら、
    森の中で朱鷺たちは寒さと飢えに耐えて、
    一夜を過ごしていることだろう。

    ゲージが学校ならば、
    学校の中で培ってきた力は、生き抜く力であったはずだ。
    生き抜くための知恵と、
    生き抜くための能力とを育てるための仮想空間。
    それがゲージという公立の学校だったのである。

    一匹でで自然の中で生き抜く力。
    それは、鳥の本能が教えてくれることである。
    しかし、人工孵化の中から成長した朱鷺たちにとって、
    自然界は、全く未知なる世界なのである。
    だから、人工孵化と自然界との接点に、
    仮想空間としてのゲージを設定した。

    本来学校とはこういう存在ではないだろうか?
    いくら国語や算数の点数を取ったとしても、
    自然界で生き抜く力とはならないのである。
    生き抜くための力とは、いったい何なのか。
    それを人間は朱鷺に学ぶべきではないだろうか?

    朱鷺たちは、今夜から生き残りのための戦いの場に立たせられた。
    テストの点数が優れていても、
    この自然界では何の意味も無いのである。
    生き残るために人はどんな能力と力とを身に付けねばならないのか。
    それをしっかりと子供たちに身に付けさせてやれる学校こそ、
    本来の学校ではないだろうか?

    学校で優等生だった朱鷺は、死ぬかもしれない。
    学校で劣等性だった朱鷺が、立派に生き残り、
    他の朱鷺のリーダーとなり、命を救うかもしれない。
    学校の成績など、そんなものなのだ。

    子供たち一人一人に真に生きる力をどのように育てるか。
    朱鷺の放鳥と、大空に羽ばたく朱鷺の姿を見て、
    つくづく「学力向上」の愚かさを感じてしまった。

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