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from: クマさんさん
2009/01/24 11:22:19
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新潟市の宝とは
新潟シティガイドの講座に参加するたびに発見がある。
人の話を聴くことと、人と交流することは、
生涯学習の大切な機会なのだと改めて思っている。
講師のNさんは、
実に精力的に新潟の町づくりために活動してきた人である。
なじらねネットというHPを作成し下町界隈の案内を行い、
路地のガイドブックを自作のイラストで作り、
元祖日和山を復活させ、観光のシンボルとしようとしている。
寺町からの会では、お寺でコンサートを企画運営し、
新潟市の行政と連携して路地に案内板を作成している。
その活動の原動力は何かと思うと、
やっぱり自分の住んでいる町や、
そこに生きている人が大好きなことである。
好きこそものの上手なり。
とにかく彼の活動は徹底しているし、
その根底には町づくりに対する揺るぎない哲学があった。
そんな彼も、始めはただの町の住人であったのだ。
ある時、銭湯巡りをしながら気づいたことがあった。
銭湯の周りには不思議なくらいに昔ながら風情が残され、
古い町屋風の建物や、狭い路地が残されていたりする。
そこに興味を持ち、
一人で写真を撮ったり、
歴史を調べたりすることから始まったそうである。
その頃、自作の路地の案内板を作成し、
ゲリラ的に電信柱に貼っていた。
今でも当時のものは残されている。
原点は町に興味を持ち、
歩き・調べ・探すことから始まっていたようである。
在るものの再発見。
当たり前のものに本当の宝はあった。
そして、その町に生きてきた人たちが全部先生なのだ。
それは、5年前、私が沼垂のガイドブック作りに取り組んだ時気づいたことだった。
現地にある本物と出会う旅をして、
本物を守り育てている先達の人たちと出会い、話を伺う。
すると、この事実をどうしても発信したくなるのである。
知らないことは、もったいない。
どうにかして町の遺産を後世に伝えたい。
何よりもこの町に住む人たちに、
町の歴史や遺産を知ってもらい誇りに思ってもらいたい。
その発想から、HPが生まれ、ブログが生まれ、
イベントが生まれた。
行き着くところは、やっぱり「町づくり」なのである。
現地の人たちに元気を与え、その気にさせる。
本当にNさんの話には共感と感動ばかりであった。
新潟にとっての何よりの宝は、
Nさんの存在ではないだろうか。
私は風雨に打たれて夜の萬代橋を渡りながら、
心がホットになるのを感じた。-
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