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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009/03/19 06:06:32

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    20年前の「親父たちよ」

    疲れが抜けない。
    夕方になると眠くなる。
    毎朝5時起きのせいだけではないようだ。
    体が年相応に疲弊しているのだろう。

    20年前に「父親」向けに心理学者が書いた本を読んでいる。
    そこには、戦後の新しい父親像が書かれてあった。
    興味深かったことは、
    私たちは、戦前の封建的な父親像の影響を受けている世代であるということだった。
    そして、知らず知らずに父親から受けた影響を子供に伝えているというのである。

    父親は、権力ではなく、権威であれ。

    厳しく叱る。怒鳴る。命令する。訓戒を垂れる。指示をする。
    子供の将来までもレールを敷いて、決定する。
    逆らうことは許されない。恐れさせる。黙って言うことをきかせる。
    威張る。理不尽な独裁者となる。我侭な裸の王様。
    こんな父親像は、「権力」そのものでしかないのである。

    思春期になると、この権力に対して反発し、
    しっかりと父親批判をして、子供は親から離れていくのだ。
    やっかいなことだが、
    日本人の父親のどこかには、
    そんな父親像が入り込んでいるかもしれないのだ。

    大切なことは、「意欲」と「思いやり」だと述べていた。
    「意欲」とは、「自由」と「励まし」から生まれ、
    「思いやり」とは、「思いやりのある温かな関係」から生まれる。
    だから、子供を信じて、何も言わず、温かく見守ってあげれば、
    子供は伸び伸びと、真っ直ぐに育つ。
    そこには、夫婦の関係がとても大切であるとも書いてあった。

    こうして子育てに参加した父親には、「権威」が感じられ、
    子供は思春期になっても、
    困った時は相談にいける関係ができるのだそうだ。

    父親の子育てと家事への参加を呼びかけていた。
    20年前の父親たちとは、
    そんな変革期にあったのかもしれないと、
    この本を読みながら思った。

    「権力」か、「権威」か。
    しかし、今は「子供が子供を育てている」時代になったのかもしれない。
    親父そのものの認識も疲弊する時代となったのではないだろうか。
    新たな「親父論」が求められている。

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