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from: クマさんさん
2009/03/24 06:07:11
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新たな哲学
競争は、人を幸福にはしない。
勝つことだけが目的になった時、
いつしか排除され、負けるのは自分自身になるからだ。
いつまでも勝ち続けることはできないだろう。
そして、勝ち続けていると錯覚している自分も、
心の不安はどこかで自覚しているはずだ。
人は、競うために生きているのか。
競う時、人と人とはつながらない。
チームとしてのつながりはあったとしても、
そうでない人たちとのつながりは断たれていくだろう。
リストラの嵐と失業問題。
日本的な資本主義が崩壊したとある経済学者は書いていた。
大量に採用してもどうせ途中で脱落して大半は辞めていくだろう。
会社の経営状況が悪かったら、必要でない社員の首を切ればよい。
役員や投資家の利益はあげたまま、しわ寄せは労働者にまわせばよいのだ。
賃金カット、残業カット、自宅待機、ワークシェアリング。
雇用の安定はなく、将来に対する安定した見通しが立たない現状。
年収を最低に抑えられ、文句があるなら辞めてくれ。
しかし、そうやって生き延びた企業にも、
実は明日は無いのだとその学者は言っている。
人間を物のようにしか扱わない非人間的な企業には、
その企業を救い、育てる人材が育たないからである。
昔のサラリーマンは企業戦士とも言われた。
会社も社員を家族のように大切に守り育てた。
企業家は夢をもち、理念をもち、哲学があった。
そこには働く者も雇う者も、
人と人とでつながる人間的な温かさがあったような気がする。
グローバル・スタンダード。
規制緩和。
自由競争社会。
それをこの社会に持ち込み、
巨万の富を得ている者は誰なのか。
社会の格差・二極化と言われてから久しい時代となった。
AIGが一つの象徴である。
巨額のボーナスをもらった役員たちは、
沈んでいく船からは鼠のように逃げ出している。
競争は、人を幸福にはしない。
この社会は大きな実験行い、失敗したことを学ぶべきなのだ。
「人と人とがつながる社会」
「持続可能な社会」
「共に生きられる豊かな社会」
「競争社会」から「響想社会」へ。
新たな「地域社会主義的な哲学」が今求められている。
私は今、清水義晴さんの生き方に学んでいる。
確かにすごい人のなのだ。-
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