新規登録がまだの方

下の[新規登録]ボタンを押してコミュニティに登録してください。

登録がお済みの方はこちら

コミュ二ティポイントのご案内

詳しく見る

親父たちよ

親父たちよ>掲示板

公開 メンバー数:62人

チャットに入る

サークル内の発言を検索する

サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。

閉じる

  • from: クマさんさん

    2009/04/14 05:54:54

    icon

    テレビ寺子屋 1

    「なみだであらわれた心は きよらかで ふかい  みつを」

    我が家のトイレには、相田みつをさんの日めくりを置いている。
    忘れることが多いが、私がその当番と決めている。
    私の部屋の壁にもびっしりと相田さんのことばが存在している。
    何かにつけて語りかけ、私の心を励まし、支えてくれる。

    「共感」と「弱さ」と「人間らしさ」とでも言うのだろうか。
    そこへ降りるとほっとするのだ。
    「いいんだよ」「そのままで」
    これは何よりもの褒め言葉ではないだろうか。

    私は子供たちに「いいんだよ」「そのままで」と言っているだろうか。
    子供たちは、私から愛され、見守られていると感じているだろうか。
    心寂しい想いをしているのではないだろうか。

    会話がなくなった現在、
    その心を慮るしかないのである。

    日曜日の朝、「テレビ寺子屋」という番組がある。
    私はこの番組のファンである。
    先輩の親たちが、自分の苦労や失敗を通して学んだことを語ってくれる。
    先日、偶然テレビをつけたら、「自我」「無口」と板書されていた。
    大学で児童心理学を教えるベテラン女性教授であった。
    思春期の娘さんの反抗期について語っていた。
    口論し、どうにもならなくなると、彼女は家を飛び出して行ったそうだ。
    そこであわてて夫と手分けして彼女を必死に探し回った。
    その時娘さんは何をしていたか。
    じっとマンションのベランダに隠れてそんな二人の姿を見ていたそうだ。
    その時、彼女はきっと親の姿から何かを感じたはずである。

    「向き合うこと」
    そして、「決して子供に背中を向けないこと」と彼女は語っていた。
    親学は、学問ではないのだ。
    一人一人の親が、自らの悲しく、苦しく切ない体験を通して学ぶものなのだ。
    子供と体当たりする。
    それが親学の道場である。

    しかし、子育てに迷っている親にとっては、
    先輩の親たちの体験談ほどありがたいものはなかった。
    それも「成功例」ではなく「失敗例」が有難いのだ。

    親は、子のためにもっともっと涙を流そう。
    すると親として、いや人間としての自分の心が深くなるはずだ。
    そうやって向き合ってきた親の元にはきっと子供が帰って来るはずだ。
    しかし、親の我侭や見栄から子供を「捨てた」親のところには、
    けっして子供は帰って来ないのである。

    「なみだであらわれた心は きよらかで ふかい」のだ。
    「これでいいのだ」バカボンのパパより

    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0
    • サークルで活動するには参加が必要です。
      「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
      ※参加を制限しているサークルもあります。

      閉じる

    • 0

    icon拍手者リスト

コメント: 全0件