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from: クマさんさん
2009/06/27 18:21:41
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インバイト
100年インタビューというBSの番組に、
小澤征爾さんがインタビューを受けていた。
ウイーン国立歌劇場管弦楽団の音楽監督である。
世界の小澤だ。
その人が語ることは含蓄があり、
一つ一つの言葉が示唆に富み、面白すぎた。
世界のオーケストラを渡り歩いている彼にとって、
オーケストラの指揮とは何かという問いが出された。
その時、彼が応えた言葉は、カラヤン先生が教えてくれた言葉、
「インバイト」だった。
それは、音楽をオーケストラと共に創造する時は、
オーケストラの一人一人に「お前はどういう音を出したいのか」と聴くのだそうだ。
「俺はこういう音にしたいのだけど、どうだろうか」と聞くのだそうだ。
リハーサルでは、徹底的にそのお互いに出したい音を追究する。
世界のオーケストラは、人種も違えば受けてきた教育も違う集まりなのだ。
それを一つにするなんぞ、無理なことだとも言っていた。
「7・3でいいんですよ」
「7割が仕方ないなぁとあわせてくれたらそれでいいんです」
「3割はやっぱりついてきませんよ」
「それでも3割しかついてこないよりはいいですよ」
世界の小澤すらそうなのだ。
「インバイト」の本当の意味はよく分からなかった。
しかし、その語りの内容から、
みんなの想いと音とを引きつけ、一つにすることのような気がした。
ただしこれもカリスマではだめなのだ。
「ノダメ・カンタービレ」でもそんなシーンがあった気がする。
人間が音楽を作るのである。
だから、一人一人が気持ちよく、納得して取り組めるように、
指揮者は努力するのだ。
そして、楽団員の合意によって、
指揮者の棒に合わせて音楽を創造するのである。
「インバイト」本当の意味を知っている人がいたら教えて欲しい。
「インバイト」しばらくはこれでいこうと考えた。-
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