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from: クマさんさん
2009/07/14 05:27:22
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生きていること
最近、居ても居なくてもよい親父となっている。
夜に居ないことが多くなったことも、
そんな存在感が薄くなった原因の一つである。
劇の練習、飲み会、市民大学、コンサート等、
何だか親父としては、我がままに振舞っている。
おかげで家族とのかかわり、接点がなくなっている。
だから、会話もいたって少ない。
言葉をかけても、面倒臭そうに次男が返事をするだけだ。
改まって何を話そうかとも迷うことがある。
何を話してよいのやら、分からないのだ。
母親は、日常の生活のことでいろいろと話している。
父親は、ある意味では、居ても居なくても困らないから、
別に話す必要もないのである。
しかし、親父が居ても居なくてもよい存在になっている家族とは、
これもある意味、平和な家族なのかもしれない。
親父の出番とは、いざという時だけでよいからだ。
我が家の父もそんな存在だったかもしれない。
文字通り、家には居ない人だった。
休日は競馬場が居場所であった。
一緒に遊んでもらった記憶も少ない。
可愛がってはもらったようだが、
夫婦喧嘩の光景だけがやけに印象に残っている。
でも、父は居てくれたのである。
いや、生きていてくれたのである。
そのことだけで、どれだけ私たちは救われ、助けられたことだろうか。
私は、今でもそのことを感謝している。
親を失った悲しみと、寂しさと、悔しさを、
私は感ずることなく、51歳まで生きられたのだから。
だから、私が家族のためにできることは、
居ても居なくてもよい存在として、
生きれるだけ生きて、
家族の皆を見守って行くことだけなのだ。
それも、家族が家族として平和に生きていくための一つの手立てではないかと、
勝手に想う親父であった。
妻は、やはり怒っているらしいのだが・・・。-
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