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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009/07/20 06:37:28

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    回復を待つ心

    ピキッと太股を肉離れしてから2週間。
    私は、走らなかった。
    走れなかった。
    おかげで、4時から7時までの3時間ゆとりができた。
    「雨の日には雨の中を 風の日には風の中を みつを」である。
    今を受け入れ、焦らぬことにした。

    そのおかげでこうして掲示板を書いている。
    朝、読書する時間もできた。
    それはそれで有難い時間だった。
    朝刊を読んで出勤することもできるようになった。
    走っているときは1時間近くトレーニングに取られているのだ。
    ピキッも今回は悪くはなかった。

    しかし、不思議なことは、人間の肉体である。
    あの瞬間、確かに「ピキッ」という音が聞こえ、
    電流のように激痛が走った。
    その後、足をつくのがやっとの状況だった。
    ズボンをはくのも腰を下ろしてはいていた。
    医師からは2週間の宣告を受けた。

    その筋肉が、こうして時間がたつと、
    もぞもぞと回復して行くのである。
    切れていた部分がつながっていった。
    つながった部分が修復されて強度を増してきた。
    力が入るようになり、筋肉が硬く締まってきた。
    それは全て自然な治癒力のなせる業だった。

    人間の体も自然の一部だ。
    人間も生物なのである。
    そして、自然は元に戻ろうとするエネルギーに満ちている。
    回復し、現状に戻ろうと自然の摂理は本能的に動いているのだ。
    それはある意味、神の技と言えるのではないだろうか。
    ここで私が無理をして走っていたら、
    きっとこの筋肉また「ピキッ」と切れたと思う。

    その力を「信じる」ことだ。
    そして、「任して、待つ」ことだ。
    これは、実はとても積極的な人間の意志であることを改めて知った。
    「信じて、任せて、待つ」それを忍耐と言う。
    信ずるということが出来るとき、
    人は忍耐をもつことができるのだ。

    相田みつをさんの言葉は、
    その信ずる忍耐を教えてくれる言葉である。

    やろう会の親父たちは、今頃地引網を引いていることだろう。
    大漁を信じて網を引く親子たち。
    大漁を祈っている。

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