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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009/07/30 06:52:38

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    予兆を感ずる

    雨・雨・雨。
    数年前の夏にもこんな雨の夏があった記憶がある。
    寒さの夏はおろおろ歩き、
    宮沢賢治さんが「アメニモマケズ」で書いている。
    こんな年は、農作物の被害が多い。
    異常気象も地球温暖化の表れの一つなのだと思っている。

    一昨日、3週間ぶりにリハビリのジョギングをした。
    ピキッからストレスの多い日々を送っていた。
    しかし、やはり太股の後ろに違和感がある。
    歩きと走りの繰り返しだった。
    このピキッの時、
    そうなるかもしれない予兆はあった。

    その朝、10キロ近くを走り、
    その午後に百mのダッシュを何本か繰り返した。
    「怪我をしないうちにやめよう」とは思っていたが、
    「もう一本」と走ったのがいけなかった。
    快調な時、その影に魔物が潜んでいる。

    この雨の夏も、実は地球の「ピキッ」の予兆なのだ。
    快適な生活と引き換えに、
    温暖化は加速度的に進められている。
    警戒は出され、警報も発令されている。
    しかし、従わぬのである。
    まだまだ大丈夫とたかをくくって。

    生活も同じだ。
    いろいろな歪の中から、「ピキッ」の予兆は見えている。
    しかし、感じられないのだ。
    見えないのだ。聴こえないのだ。
    実は、こうして明らかではなく、
    見えないが存在し、聴こえないが在るものが、
    私たちの次なる人生を創っているのであった。

    その微細で微妙な変化に気づく感性こそ、
    今の私たちに求められているものだと思う。
    「センスオブワンダー」とレィチェール・カールソンさんは言っている。
    「感ずる心」とでも言えばよいのか。
    その感性があれば、
    もっともっと自然は守られ、
    人々が創り出す社会は、生きやすい社会となるだろう。

    この長雨から、人は何を感ずるだろうか。
    「デクノボウトヨバレ ホメラレモセズ クニモサレヌ」
    「ソウイウヒトニ ワタシハナリタイ」
    宮沢賢治さんは、実に実にそんな感性の人だったのである。

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