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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009/08/14 07:09:10

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    時は流れ、去って行く

    昨日の朝、突然腕時計がなくなった。
    シャワーを浴びる前にどこかに置いて、忘れてしまったのだ。
    手から離れると、失くしてしまう。
    情けないものだ。

    早朝に父と母とを連れて墓参りに出かけた。
    二人とも既に老齢の身となっている。
    毎年この墓参りに連れて来るが、
    一年ごとに弱っていることを感ずる。
    父は、久しぶりに歩いて表に出ててくれた。
    杖をついてよろよろと歩く姿は、痛ましいものがあった。

    妻の実家の墓参りにも行った。
    長男と次男も連れて、義母と妻の姉と一緒に安田の墓へ行った。
    そこで気づいたことは、次男がやけにでかくなっていたことだった。
    長男も私と並ぶとあと少しの身長となっていた。
    いずれ私は二人に追い越されてしまうのだろう。
    妻の実家には2匹の子猫がいる。
    これも大きな変化である。
    子猫と戯れ、いつしか眠ってしまった。

    夕方は東堀のS寺に墓参り。
    そこで父の墓についてお願いをして来た。
    「生前に建てる方も多いですよ。」
    墓と同じ代金をお寺に収めるシステムだそうだ。
    200万円の墓なら、200万円の寄進だそうだ。
    石屋はお寺の指定した石屋に限る。
    中間マージンは取り放題なのだろうなぁと、いらぬ詮索。

    父は、とても喜び、安心したようだった。
    養子に入った父は、義母の居る墓を拒否していた。
    「俺の骨は、そこいら辺にまいてくれ」

    お盆になるたびに、1年1年の家族の変化を感ずる。
    叔父さんは、植物人間となってしまうらしい。
    父は、杖を突いて立ち。
    母は、衰えながらそんな父を支えて立っていた。
    長男は、大学受験に向けて気合を入れ始め、
    次男は、相変わらず遊びの天才で生きている。

    あらゆるものは移り変わって行く、
    そして、私の腕時計のように気づいたら失われているのだ。
    今という「時」を改めて大切に見つめない限り、
    そのありがたさは分からないものだと、
    父や母の姿を見て改めて思ったお盆であった。

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