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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009/08/23 09:30:00

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    人生、予測不可能

    日本文理高校の準決勝が11時から始まる。
    友人は保護者として今、甲子園のスタンドに居るはずだ。
    幸せな男である。
    人生、こんな巡りあわせは稀なことなのだ。
    だから、人生辞められないのかもしれない。

    私は、昨夜はアルビの敗戦にうな垂れて帰ってきた。
    負けると疲れはひとしおなのだ。
    鹿島スタジアムでサッカー観戦。
    翌日はテレビで清水戦。
    水曜日は、ガンバ大阪戦、土曜日は、京都戦。
    この4試合を1週間の間にこなした。
    そんな意味では、私も幸せな男なのかもしれないと慰めている。

    人生、何が起こるか分からない。
    S病院のおじさんは、脳死状態で生命を維持するばかりだった。
    心臓は強壮剤を入れて強制的に動かしているだけらしい。
    本人は、あの麻酔以来まったく意識が戻らぬ状態である。
    二週間たち、家族もある覚悟を決めていた。
    眼科の執刀医からは、何ら謝罪の言葉一つもないらしい。
    救命の医師と看護士たちは、懸命にケアしてくれていた。

    病院に居ながら、15分間以上の心肺停止状態だった。
    麻酔医と看護士は、術後の経過を観ていなかったのではないのだろうか。
    その兆候を見落とし、ほって置かれたから、
    こんなに長い間蘇生処置が行われなったものと推測される。
    心臓停止3分以内が生死を分けるデッドゾーンなのだ。
    それなのに病院のベットで寝たまま、
    15分間も心肺停止であったとは、まさに信じられない話である。
    その経過の具体的な説明が未だ家族になされていないのだ。

    白内障の手術に対して、全身麻酔をこの医師は選択した。
    しかし、全身麻酔には大変なリスクがあることは医師もよく知っていたはずだ。
    また、おじさんは以前心臓病で通院していた病歴をもっている。
    そのカルテも医師には渡されているのである。
    手術に当っては、全身麻酔の説明と家族への選択の機会は医師からは与えられなかった。
    また、当日の朝、麻酔医との面談も、説明も一切なかったということである。

    病院とは、人の命を守る所ではなく、
    病院という組織を守る所なのかと、
    今回の事故で腹立たしく情けない気持ちになってしまった。
    ただ、家族が知りたいことは、
    どうしてこんな悲惨な事態になったのかという事実だけなのである。
    そして、全力を尽くしましたが、
    力及ばずすみませんでした、という執刀医の謝罪の一言なのである。

    謝罪と説明責任。
    こんな簡単な危機管理が出来ていないために、
    ここまで関係がこじれてしまうのである。
    家族の不信感は時間と共に益々高まっていった。

    さて、一番可愛そうなのはおじさんご本人なのだ。

    予測不可能。

    「辛さ」と「幸せ」とは、立った一本の横棒だけで区切られている。
    そして、「辛」という漢字がなければ、
    「幸」という漢字はできないのである。
    しかし、ここまで書いていてはたと思った。
    「幸」という漢字から「一」を引くことで、
    「辛」になるのではないかということだ。
    その「一」という生き方の原点によって、
    人は、「幸」にも「辛」にもなりうるのである。
    その「一」が足りる生き方とは何か。
    これからも考えて生きたい。

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