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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009/11/20 06:26:54

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    美人ライターKさんとは


    まだまだ疲れが残っている。
    相当な消耗度である。
    精神と体との金属疲労とでもいうのだろうか。
    回復すること、自然に任せて静かに待っている日々である。
    あの祭り、思い返すだけで心が熱くなる。
    集団で創造することの喜びは、生きていることの醍醐味でもある。

    昨日ファシリテーション・グラフティーFGの講習会があった。
    FGとは、集団思考の一つの手法で、
    会議や討論の記録を模造紙に記録して、
    お互いの意見をつなげ、新たな気づきを作り出しながら、
    会議を促進させる方法である。
    そのライターは、左手の指に8色のクロッキーをはさみ、
    その色を使いながら、
    参加者の発言をまとめ、つなげ、発展させていくのである。
    ただ今私は修行中である。

    その師匠であるKさんは、二十うん歳、
    大学生の頃からのお付き合いである。
    スタイル抜群、美人のKさんが描くFGがこれまた優れものなのである。
    さまになっている描きぶりに、いつも惚れ惚れと見とれている私。
    いつか必ずあのように(スタイルも)、と日々精進である。

    さて、仲間が集まっての研修会は楽しいものだった。
    本音で語れる楽しさとでもいうのだろうか。
    否定されないことの安心感とでもいうのだろうか。
    価値観を異なりながらも、認め、尊重しあう雰囲気が大切なのだ。
    一人でもやぼこきがいて、
    「何を言ってんだ」「何で私の言うことが分からないのだ」と、
    長者のような発言があると、全員がしらけ、
    それからは本音は語られなくなる。
    そんなメンバー構成も大切なことなのだと思った。

    次に、やはり認められ、評価されることである。
    自分の発言がライターによって記録される。
    参加者は模造紙に向き合って座っているために、
    いつもこの言葉がそこで輝いて見える。
    また、同じ方向を見つめているために、
    お互いの意見を虚心で聴きやすく、気づきも多いのだ。

    そして、何よりも話し合いながら、
    皆は「これだ」という答えを探しているのである。
    しかし、場が煮詰まり、熟してこないと、
    実はこの「これだ」という言葉とは出会えないのである。
    体で思考する時、言葉に熱が篭る。
    そんな熱を集約し、一転に焦点化された時、
    「これだっんだ言いたかったことは」という瞬間と出会える。
    その喜びが、この集団思考にはあるのだ。

    そして、何よりも大切なことは、
    ファシリテーターとライターとが、
    居ても居なくてもよい人となり、
    ただ只管「聴く人」になることだと改めて思った。
    「共感」という言葉が、
    昨日の討論でのキーワードとなった。
    その「共感」を人は、心から求めているのではないかとも思った。
    誰がそんなに心から共感して私の話を聴いてくれるだろうか。

    「共感」しつつ、「自己を無」にして、ただ只管「聴く人」になる。
    これは、家族の原点ではないかと、ふと気づいた。
    そんな親父が、家の中に棲んでいていいではないか。
    「ああだ」「こうだ」と勝手に方向付けて、指示・命令を出す人よりも、
    ライターのKさんのように、
    「うんうん」と肯き、笑顔で「いいですね」と言い、
    それを心のノートに書きとめてくれる。

    そんな親父や母や、妻や子や、お姉さんやお兄さんが居たら、
    あーーー嬉しいだろうなぁと、私は思う。

    ライターとは、描く人であり、
    ライターのように人の心に火を灯す人でもあるのだ。

    集団思考の結果、こんな気づきが与えられた。
    これもまた素直に人の話を傾聴した効用なのである。

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