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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2009/12/30 07:13:42

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    家族か家属か


    やっぱり父は一日何もしなかった。
    炬燵にうずくまり、それだけだった。
    悲しいなぁと思った。
    神棚については、私の仕事となった。
    父が動かないから、キッチンとリビングの床掃除もできなかった。
    いつもならてきぱきと父がしていたことなのだ。

    「門松や 冥途の旅への 一里塚」一休
    正月になるとしゃく上にドクロをつけて歩いたそうだ。
    年を取るということは、一歩冥途に近づくということらしい。
    「生きる張り合い」を失っている父に、
    かける言葉が見当たらない。

    新潟日報で「家族」の特集をしている。
    毎回著名人に家族について語ってもらっている。
    私は、それを読むたびに改めて「家族」について考える。
    我が家は、「家族」なのか、「家属」なのかと。

    それぞれが互いに干渉しあわない程度に、生きている。
    自由といえばそうであるが、
    放ったらかしといえばそうでもあるだろう。

    次男は行き先も告げずに、
    嵐の夕方6時近くまで帰らなかった。
    帰ってからも、テレビとゲーム三昧である。
    親父としてかける言葉もあるだろうが、
    彼のその気持ちがよく分かるので困ったものだ。

    鬱々と不満で、何だかとてもイライラとする時期なのだ。
    言葉をかけると、きつい言葉が返ってくる。
    長男の時は、真っ向勝負であったが、
    「来たなぁ」と思いつつ、私が引き下がることにしている。
    本気になって諌めることも大切であろう。
    壁になってやることも大切であろう。
    この私の「いい加減さ」が、
    次男を精神的に自立させない原因であるとも思っている。

    しかし、私は彼のことが心底、可愛くて仕方ないのだ。
    頭ごなしは、長男で懲りている。
    ならばどうやって話したらよいのか、
    それが分からないつまらぬ親父が私なのだ。
    「親父たちよ」の第二章も迷いと後悔の連続である。

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