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from: クマさんさん
2010/08/18 06:59:48
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手術
お盆の時期から、天候と一緒に、生活のリズムもおかしくなってしまった。
朝、起きられなくなったために、この掲示板を書くことができなくなった。
油断大敵である。
何事も安きに流れる。
しかし、これにも訳があるのだ。
昨日、病院へ行って検査結果を母が聞きに行った。
「手術」と言われたそうだ。
この半年で何と20キロ近く痩せていた。
食欲はあるので本人は全然心配していなかったらしい。
その異常な痩せ方に気付いたのは、本人や家族でなく、医師だった。
心臓担当の医師が、胃と大腸の健診を勧めてくれた。
研修の出先で、私はその事実を妻から電話で聞いた。
まさに青天の霹靂。愕然とした。何も考えられなくなってしまった。
どんな症状なのか、母には医師は言わないそうだった。
母は、元気であるから、そんなに余計な心配もしていない。
研修先からの車の中で、心がとても重かった。
いろいろな母との思い出が、本当に走馬灯のように思い出された。
危うく事故を起こすところだった。
帰宅して母の顔を見た。
来週一緒に病院へ行くことを約束した。
夕食は、私の時間に合わせて母はトンカツを揚げてくれた。
何だか知らずに涙が流れた。
それを気付かれまいと、私は新聞を読むふりをした。
涙は、温かいのだ。
夜中に目覚めた。
寝れなくなった。
母のことを考えていた。
「どうして・・・」とは、考えても仕方ないことである。
今、これから、できることだけを考えよう。
そんなことがあった。
人は、たった一日で人生が変わるのだ。
明日のことは、誰にも分からない。
そんな当たり前の真実を、自分で体験してやっと実感として分かるのだ。
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