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from: クマさんさん
2010/08/30 06:35:39
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祭りのあと・・・
やっぱり日本は、亜熱帯の国になってしまったのだ。
高温多湿。とにかく湿度があるために、蒸し暑い感じがする。
もう9月になろうというのに、猛暑日が続いている。
どうにもならない状況の中で、右往左往するのが人間なのだ。
何も変わらない。何も変えられない。
その中で、忍の一字で生きている。
この暑さの中で、市内のいろいろな所へバスで出かけた。
新潟のお宝をこの目で観て、体験する旅だった。
カーブドッチは、角田山を背景にしたブドウ畑に驚いた。
砂丘の中に出来た一つの理想郷である。
百円のワインの試飲もグッドであった。
福井の佐藤家では、まきで炊いたご飯をメインに、
地元の食材を使った漬物をいただくことができた。
この地にあつた峰山藩は、米百表で有名な藩なのだ。
中条の少年の自然の家では、町内会のイベントに参加して、カヌーをやった。
何年ぶりかの体験である。
川の上では、真夏の日差しも気にはならなかった。
乙法寺がちょうどお祭りであった。
身代わり菩薩のお守りを買った。
ついでに、名物の酒饅頭も買って来た。
いつも母のことが頭から離れない。
そして、昨日は亀田の六斎市を見て、農家レストランでの食事だった。
築百年の大広間での食事は、実に素朴な味のメニューだった。
汗をかきかき70名くらいの団体と一緒に食事する。
現役を引退した60〜70代の女性ばかりだった。
ある意味、友達とこうしたプチ旅行に参加することは、
人生の頑張りに対するご褒美なのだろう。
楽しき第二の人生は、ここでふんばっり責任を果たした人だけに与えられる。
夕方は、栗の木川の夕べのJAZZコンサートだった。
初回のコンサートから、私はかかわってきた。
顔だけ出そうと、自転車で向かった。
茜色の雲と、日暮らしの鳴き声と、風に揺れる桜の葉とが、
見事にギタートリオの演奏を引きたてていた。
亜熱帯になった新潟の夏。
この夏の終わりに、いっぱいいっぱい遊ばせてもらった。
しかし、どこへ行っても、たくさんの人の中に入っていも、
何だか独りだと感じてしまう私だった。
どうしてこう私は独りなのかと、考えてしまった。
寂しいけれど、独りだなぁ。
それは、私が我がままのせいなのだろうか・・・。
この孤独、なかなか癒す術はないのだ。
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