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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2010/12/13 05:51:57

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    ウエストサイド物語

    さて土日になると、飲み会だ。
    それも昼から飲むと言う無謀な飲み会である。
    そのおかげで、2キロは肥る。
    日々の努力が、この土日の不摂生で帳消しだ。

    土曜日、「ウェストサイド物語」を観た。
    冒頭のタイトルから映画史に残る名画を確信した。
    高校生の時、グランド劇場で観たが、途中で寝てしまった記憶がある。
    それから何度かビデオやテレビで観た。
    そして、53歳でこの映画を観た時、名場面と名曲の数々に、
    思わず拍手しそうになってしまった。

    特に、マリアとトニーが出会い、愛し合うところから、
    この物語の進行は深く、悲しく、切なくなってくる。
    あのジェット団とシャーク団とが歌を歌いながら決闘に向かうシーン。
    決闘後にクールを踊り歌うシーン。
    何よりもあのラストシーンの何とも言えない幕切れは・・・。
    私はラストのテロップの秀逸に感嘆しながら、
    ロバートワイズ監督の演出とジェロームロビンソンの振り付けと、
    バーンスタインの音楽とにブラボーと立ち上がりたい興奮を感じた。

    そのテーマは、愛であった。
    移民としての不遇な生活はお互いが同じなのに、
    理解し合うことなく、ただ憎み合っている二つの集団。
    その間を結ぶ一つの恋。
    ここにはマイノリティーに対する差別と偏見に満ちているアメリカ社会が描かれていた。
    あの権力を振り回し、傲慢な警部は、アメリカそのものなのである。
    争いと抗争。その結果3人の若者が死んだ。
    パトカーの赤色灯が回る中、トニーの遺体を運ぶ若者たち、
    ゆっくりと立ち上がるマリアの姿。
    トニーはキリストであり、マリアはその母であるマリアではないか。

    何でこんなに泣けるのか。
    やっぱり「ウェストサイド物語」は永遠の名画である。
    ジョージチャキリス、リタモレノ、そして美しすぎるナタリウッド。
    映画の世界では、その輝きのまま、生きていた。
    何よりもこの映画のわき役が素敵だった。
    一人一人が踊りの中で光り輝いていた。
    プロードウェーの力であろう。

    新潟発の「ウェストサイド物語」を。
    それが私の夢になった。
    この映画今週の木曜日までTジョイで上映している。
    お見逃しなくである。

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