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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2010/12/27 06:35:14

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    音楽と言う生き方

    連日の飲み会と、ごっつぉうのために、またまた年末肥りが始まった。
    食べれば肥る。当たり前のことなのだが、
    余りにも素直に、カロリーを肉体に変えてしまうこの体が恨めしくもある。
    昨日は、夕方トンネルを1時間ゆっくりとしたスピードで走って来た。
    ストイックにどこかで自分を追い込んで行かないと、
    駄目になってしまう不安をもつ私だ。

    土曜日に、1月の「なじら家コンサート」の演奏者であるIさんとお会いした。
    ほんの打ち合わせのつもりだったのが、11時近くまでお付き合いさせてもらった。
    とにかくお話が面白く、興味深いものばかりだった。
    「音楽は、人である。」改めて彼女のお話を聴いてそう思った。

    フランス人の先生との出会い。
    先生には若くして両親を失った心の喪失感があったそうだ。
    その先生の演奏に触れ、心を奪われ、今しかないと単身渡仏した。
    音楽はテクニックだけではない。
    山は一つだけでない。
    フランスではパリの郊外に住み、音楽漬けの生活だったようだ。
    エッフェル塔に昇ったのも、三年目?だったと聞く。
    選ばれし者だったのか、サックスが自分となってしまった。

    日本に帰ってからは、サックスの指導だけでなく、ある塾の先生をやっている。
    そこで発達障害かなぁと思う子どもたちに出会う。
    小学校の頃、そうした障がいのある子と運動会でペアになった経験があるそうだ。
    その時のことが、今でも心に残っていると話してくれた。
    彼女は、いろいろな想いを込めて、
    新潟市では様々な施設を訪問して演奏をしていた。
    「知ることではなく、感じることです。」
    「音楽は、体験です。」
    「音楽は、瞬間にして人の心を和らげる力があります。」
    私は、音楽と演劇は同じだなぁと改めて思った。

    新潟に帰って来てから、8年間?こうしたボランティアを続けている。
    サックスで食べられるわけではないので、「そろそろ」と友人から言われるそうだ。
    そして、「これを最後に・・・」と思いつつも、音楽から離れられない自分。
    それは、あの「のだめ」の主人公も一緒だったなぁと思う。
    彼女は、老人ホームの高齢者や障がいのある人の作業所で音楽を伝えて来た。
    そこに聴きたい人がいて、彼女が聴かせたい音楽をもっている
    だから、彼女は音楽を通した心の癒しを手渡し続けて来たのだろうと、私は感じた。
    その力とは、フランス人の先生の演奏がもっていた力なのではないだろうか。

    彼女は、CDを聴かないと言っていた。
    「音楽は、生演奏です。」私も同感だ。
    フランスでは、音楽会が多数開かれ、素晴らしい音楽を聴く機会には恵まれている。
    チケットが無い時は、若者たちでチームを組んでキャンセルしたチケットを手に入れるそうだ。
    会場に入り、空いている席があると、すかさずその席に座るそうだ。

    そんなにお金がなく、生きて行くだけのお金でだけで、
    人生を楽しんでいる人たちが多いと聞いた。
    お金に縛られず、名誉や権力からも自由に生きているフランスの人たち。
    その環境と時間の中で生きている時の心地よさがあり、
    日本に帰ってからのお金と競争と自己中心的な人々の多い環境と時間の中に生きる心地悪さがある?

    さてさて、酔っ払ってのインタビューだったので、
    いろいろと間違った解釈や、覚え違いがあることをIさんにお詫びする。
    しかし、素晴らしい人と出会えたものだと、Cさんと喜び合った。
    ある意味、私にとっては、感動の一夜だった。
    心から音楽を愛し、その愛する者について語られる時、
    それを聴く私も、共感しながら、どんどん心地よくなって行った。
    それは、ハイボールのせいでは決してないはずである。

    ストイックに自分を追い込むものを、私も演劇で持ちたいと、
    Iさんの生き方を知って、そう思った。

    第3回なじら家コンサートは、1月15日土 18:30〜である。
    全ての人に生の演奏を聴いて欲しいとの願いから、
    料金は500円だ。
    あっという間に売り切れてしまう、プレミアチケットになっている。

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