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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011/01/21 06:26:46

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    大きな余計なおせっかい

    平日の飲み会は、きつい年齢になってしまった。
    水曜日に「なじら家」で、怪しげな飲み会があった。

    次の日の朝、うとうとと目覚めた私は、
    てっきりその日が土曜日とばかり思い込んでいた。
    「今日は、ジャズストリートがあり、太田ハイキングの新年会だなぁ。」
    ぼんやりとした頭で、その日の予定を確認していた。
    しかし、何やらただならぬ雰囲気に気づき、
    目を覚まし、記憶を呼び覚ましたところ、
    何と本日は木曜日であることと、
    朝の7時を過ぎて、遅刻ぎりぎりであることに気づいた。

    とにかく覚醒するまでに時間がかかる。
    バスに乗り、台詞の練習をするが、心ここにあらず。
    職場でも何だか体と心が重た半日。
    連日の寝不足もそこに加わり、
    ゆとりのないせっぱつまった状況のまま半日を過ごした。
    「年だねぇ。」と、同じ年の同僚の女性と話した。
    「無理できねぇんてば。」と、笑われた。

    その飲み会の目的は、
    「Yを考える会」という、いたってシンプルで真面目な会だった。
    Cさんと、Oさんが発起人となり、
    「意志」のある様々な人たちに声をかけて出来た会である。
    「Yが誰にでも住んでいて楽しく、安心な町になる」ために、
    また、「困っている人や、手助けを求めている人たちに、温かな手を差し伸べる」ために、
    また、「祭りが持続可能な祭りになる」ために、
    それぞれが想いや願いをもった人が勝手に集まった会だった。

    そのそれぞれの想いは、多種多様であるが、
    その想いを点と点で結びつけることで、
    まちづくりのネットワークができ、
    そのそれぞれが抱いている「夢」の実現が現実となって来る。
    そうした力と想いの相乗効果が、
    この新たなネットワークには十分期待できるのだった。

    それぞれがそれぞれの所属する場で、
    60代・70代の魑魅魍魎たちに、
    やつけられた苦い経験を持っている。
    この町の凄いところは、そうした年代の長老たちが、
    既得権を絶対に手放さず、大手を振るって威張っているところにある。
    そのために、若い者たちが参画する機会を失い、
    内部からの抜本的な改革が行われないまま、
    衰退の一歩を辿って来ているとという歴史があるのだ。

    「俺の言うことをきけ。」
    「俺はそんな話は聞いていない。」
    「お前たちが口を出す立場ではない。」
    そんな長老たちにより、未だにまちづくりや自治会や、育成協が牛耳られているのだ。
    集まった人それぞれが、ある意味この長老たちの洗礼を受け、
    苦い想いを経験している。

    MとY。
    その二つのエリアは、Y中学校区で一つになる。
    今回のこの企画の素晴らしいところは、
    その二つのエリアの融合も目的とされているところにあった。
    ある意味、このエリアをスタンスとして、広く呼び掛けることで、
    この魑魅魍魎の妖怪たちを飛び越して、
    新たな視野に立った連携が可能になると私は感じた。

    そして、何よりも大切なことは、
    この会が既存の組織とは全く関係なく立ちあがった、
    意志のある人たちが、自由な立場で集まって出来た会であるということだ。
    だから、妖怪たちに出る杭として頭を叩かれることなく、
    気持ちよく「夢」を語り、酔う会となれるのだった。

    その快感に私はジャンジャンと日本酒の銚子を空にして、
    とにかくみんなの話を酔っ払いながらメモをした。
    酔っ払いのいい話は、記録することが大切なのだ。
    そして、思った。
    やっと私が念願としていた「海援隊」がここに誕生したのではないだろうかと。

    大きな「夢」を持つ第三世代の集まり。
    下級武士のように参画を求めても、なかなかその存在を認めてもらえない者たちの集まり。
    「意志」を同じくする志士たちでの団結と連帯。
    二つの地域を融合させ、発展させようと言う発想。
    「薩長同盟」は、成立した。
    そんな新しい時代の夜明けに、立ち合っている実感と高揚感。
    魑魅魍魎の幕府は倒れる。後は時間の問題なのだ。

    そんな大トラの志士の一人になったことで、
    私は木曜日の朝を、土曜日の朝と勘違いしてしまったのだ。
    確かに「大きな余計なおせっかい」かもしれない。
    しかし、日本の片隅のこの小さな町で、
    実は大変な改革が行われようとしているのである。
    私たちが21世紀の海援隊にならんことを、切に祈る者である。

    「日本の夜明けは近いぜよ。」
    「ただし平日の飲み過ぎには注意ぜよ。」

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