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from: クマさんさん
2011/01/22 07:55:52
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中国人のダンサーのように
いやはや怒涛のような一週間だった。
とにかく予定が立て込み、忙しい日々だった。
そう言えば、夕食をまともに家族と食べたのは、木曜日だけだ。
妻には、本当に心から頭を下げているが、
それはそれなりに、人のためになる活動も多いのだ。
「かかわりだねぇ。」と、よく思う。
月曜日は、東区市民劇団の稽古だった。
その稽古で、私が良念という良寛さんのような坊主をやることが発表された。
30名近くの劇団員が稽古している中で、
子どもたちとの初稽古は、汗が流れた。
火曜日は、研修会だった。
衰退している「総合」こそ、人類を救う道なのだと、
総合フリークたちが集まって、意見交換を行った。
語ることのある人たちが、体験に基づいて物語を語る。
その道を只管生きている人の生き方と考え方とは、やっぱりためになるものだった。
水曜日は、まちづくりの会だった。
薩長連合が成立し、
ほっとけないと義憤を感じている若き志士たちが「なじら家」に集った。
新撰組の見周りはないが、
山ノ下の新たな夜明けのために、力を合わせようと話し合った。
ここも個性的な人たちの集まりだった。
木曜日は、お仕事でパソコンに向かっていた。
すると悲鳴が聞こえて来た。妻だった。
何と長男の某大学の願書の〆切が明日だと分かったのだ。
彼は、その願書すら手に入れていなかったのだ。
すぐに予備校に電話して、妻と長男がタクシーで往復し、
奇跡的に願書を手に入れることができた。
親父としてその素早く的確な指示を、
ちょっとだけ、家族に認めてもらえた。
金曜日の午前中は、長男と共に願書を提出に行った。
いろいろと手続きがあった。
それは全部長男にやらせた。
「父さん、ありがとう。」その一言が聞きたくて・・・・。涙。
そして、気づいた。
シネウィンドの「小さな村の小さなダンサー」が今日までだということを。
私は夜、職場から40分間かけて歩いて、ウインドに向かった。
実話を基にした感動的な映画だった。
親子の情愛が、今日本の家族からは失われていると感じた。
本日は、JAZZストリートである。
尾崎利彦さんと矢川さんのバンドと、
田中トシユキさんのバンドと、
五十嵐誠さんのベースと
フォッサマグナは見逃せないのだ。
その後、豊栄の太田で太田ハイキングクラブの新年会に参加する。
明日は午後から、憧れの美人バイオリニストの川井郁子さんのコンサートだ。
前列何番目かで、彼女を見つめ、鼻の下を伸ばして聴き惚れるつもりだ。
そして、月曜日には、劇団の稽古である。
まさに「かかわり・すごろく」で、「ふりだしに戻る」である。
しかし、自分のことながら、よくやるよとは思っている。
ある意味、「呆れ」「諦め」「見放され」ている状態でもある。
私は、私のためだけに好きなことに打ち込んでいるわけではないと、
ここで強く弁明する。
しかし、妻からそう思われながらも、こうして放牧してもらっている現状を、
すまないと思いつつも、感謝している。
「遊びは、人生の肥しである。」
「きっとビックになって、家族に恩を返す日が来ると信じてくれ。」
「あの中国人のダンサーのように。」-
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