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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011/04/27 06:05:26

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    人の世は無常なり

    何か体の疲れが抜けない。
    いつも睡眠不足状態で、車を運転していても危うい。
    体が重くて、しんどい気がする。
    それでもやっぱり5時には起きて、こうしてパソコンに向かい、
    これから6キロのランに出かける。
    休むということは、出来ない人なのだ。

    次男が、毎日部活のサッカーをして来るために、
    帰宅が8時近くになっている。
    妻と私は、その次男の帰宅を待ちながら夕食を食べているから、
    食事の量と酒の量が自然と増えた。
    夜、やらねばならないことがあっても、
    こんな体の状態だから、10時近くには睡魔に襲われる。
    昨夜もソファーで寝てしまったようだ。
    床に私の歯ブラシが落ちていた。
    それにしても、次男はすごい。高校のサッカーをやっている。

    あれだけ私に毎朝起こされても起きなかった長男が、
    自活したら、自分で朝起きて、朝食まで作って食べている。
    この前コンビニで見つけた簡単料理の本を彼に贈った。
    そんな料理の本で、彼に「父さんありがとう。こういう本を探していたんだ」と大喜びされた。
    あれだけ言っても、朝食を食べずに予備校に行った男がだ。
    とにかく彼は、簡単レシピで自活を続け、大学生活を謳歌している。

    時代は、変わった。
    机の上に小学生だった頃の、二人の幼い写真を飾っている。
    時々、その写真の二人に向かって語りかけている親父だった。
    あの頃が懐かしいなぁ。と
    「父さん、父さん」と呼ばれて遊んだ頃を思い出す。
    「もっともっとこうしてやればよかったなぁ」と、後悔することも多い。
    「今ならば、こんなこともしてやれるのになぁ」と、勝手に想ったりする。
    しかし、余計なことなのかもしれない。

    父と母は、私を育て、今は夜も昼も炬燵の中で丸くなって眠っている。
    そのかけがえのない人生と言う時間は、どれだけ残されているのだろう。
    二人は、この長男と次男とを本当に深い愛で育ててくれた。

    親父の私は、今年の夏で54歳になる。
    いつの間にかこんなに頭が白くなり、疲れが残る体となった。
    しかし、挑戦することは止めず、
    常に何か大きな目標に向かって自分を追い立てている。
    体は年を確実に取っているが、心と想いは変わらない。

    人生は、無常だ。
    その危うさと、その悲しみの中に、全ての人は生きている。
    子どもは大きくなり、親は年を取り、年寄りは最期を想う。
    その無常の世の中で、人として何を為すか。
    それしかないのだとこの年になってやっと思えるようになった。

    ヨクハナク ケッシテイカラズ イツモシズカニワラッテイル
    宮沢賢治さんの「雨ニモマケズ」
    やっと言葉の意味が分かり掛けて来たような気がする。
    これもシニソウナヒトを見て、自分でも年を取ったおかけだと思う。

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