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from: クマさんさん
2011/05/17 05:44:21
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さてさて
1〜3号機までメルトダウンしていた。
それは3月末の状況で予想していた。
いつも最悪の事態を想定して、対応することが危機管理なのに、
自分たちにとって不利にならない条件で想定して、対処する。
「津波の高さは、これぐらいに押さえておこうよ。」
「地震は、この程度の想定にしておこうよ。」
つまり、「初めに原発ありき」の議論なのだ。
「海水を入れると、廃炉になる危険がある。」と心配し、
初期対応がずいぶん遅れた。
地域住民の安全を最優先にすべきなのに、
企業は、その利益を優先に考える。
水棺式の方法を断念したとの報道があった。
鍋の底が抜けているのだから当たり前だと思う。
高濃度に汚染された大量の水が建て屋にあれば、
当然その水は原子炉から漏れたものだと予想はつくはずなのに、
やっぱりそう考えると、水棺式は無理なので、想定を変えて発表する。
次は、この汚染水を循環して冷すためのシステムを造るそうだ。
放射能に犯された建て屋に作業員を入れて、
配管とポンプとの工事をするのだそうだ。
作業員の「人権」はどうなっているのだろうか。
本当に今この企業がやっていることは、法律に触れていないのだろうか。
「人間がコントロールできないものを、人間は作ってはならない。」
終息の目途さえた立てられない状況だ。
メルトダウンは、今も行われているのかも知れない。
「出来るけれど、やらないことこそ、本当の知恵ではないだろうか。」
原子力を推奨し、推進してきた科学者たちの責任は重大だ。
また、「安全神話」を造り、信じ込ませ、
推進してきた地域住民の「推進派」と呼ばれる人たちの責任も重大だ。
何よりも、この原発を許可した行政の首長の責任は重大だ。
今この福島第一原発を推進した人たちは、何を想い、何を考えているのだろうか?
まず、だだ今定期点検で停止中の原発の再始動はありえないと思う。
この事態の収束が無い中で、
絶対安全と言える根拠はどこにもないことをこの原発事故が証明しているからだ。
次に30年以上経過し、耐用年数を過ぎた原発は静かに廃炉にすることだ。
浜岡原発は、こうして安全に廃炉となった。
そして、今後いっさい新たな原発は日本では作らないことを国会で決議する。
そして、もうこれ以上核廃棄物を造らないことが、
自然環境にとって最も大切なことなのだ。
世界中に処理できないで山積みされている核廃棄物が25万tあるそうだ。
それを地中深く埋めても、放射能が消えるまで10万年かかるそうだ。
人間はどうしてこんなに恐ろしいものを造ってしまったのだろう。
その廃棄物とあの汚染された建て屋や原子炉の残骸は、
行く場のない放射能物質なのだ。-
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