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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011/06/21 05:32:58

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    奇跡のコンサート

    土曜日は、奇跡のコンサートだった。
    今、私たちが聴いている音楽こそ、
    「ここ」を超えた「あちらの世界」であり、
    その世界は奥が深く、果てしない世界なのだった。

    サックスのIさんは、フランスの教授の演奏を聴き、
    自分も含めて聴衆の学生が号泣している姿に感動し、
    「これしかないと」想い、フランスに留学した人だった。
    エッフェル塔に昇ることも忘れ、
    3年間は音楽に没頭する日々だったと話してくれた。
    その人の音楽なのだ。

    ピアノのOさんは、実に美しいピアニストだった。
    音楽大学を首席で卒業し、
    ヨーロッパのコンクールで優勝している実績がある。
    音楽性が豊かで、芳醇な音楽ワールドがその指から奏でられる。
    サックスとピアノのコンビネーションが実に絶妙で、
    観客は、感動の嵐だった。

    私は、泣いて、また泣いた。
    多くの聴衆は音楽に聴き入り、すさまじい集中力だった。
    演奏の素晴らしさに惹きこまれ、魂が魅了されていることを私は感じた。
    それは、人々の拍手の温かさと、「ブラボー」の声の熱さからよく分かった。
    そして、その拍手と声とで、また演奏者が高揚し、
    最高の音楽を創造したいと願い、実行するのだ。

    一流の音楽家とその演奏に感動し熱き声援を贈るピュアな聴衆。
    奇跡は、その瞬間起きている。

    Iさんには、8月27日の「山ノ下なじらね音楽市場」でまた演奏していただける。
    本当に残念ながら、Oさん静岡に行かれてしまうとのことだった。
    懇親会で、一人一人が感動のメッセージをお二人に伝えることができた。
    私は、ワイン一本空にしたただの酔っ払いとなってしまった。
    そのために何と二日間はグロッキーだった。

    あの音は、既にどこにも存在していない。
    あの瞬間は、二度と再びこの世には存在しえない。
    あの奇跡に立ち会えた人たちは、幸運な人たちなのだ。
    山からの絶景は、山の頂まで登った人だけが味わえる至福なのだ。

    私は、二人の音楽に賭けるパッショネーションに敬意を感じた。
    奇跡をありがとう。
    音楽をありがとう。

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