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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011/06/28 06:12:34

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    心の平安

    月日は、淡々と流れて行く。
    いつの間にか6月も終わろうとしている。
    4月からたった3ヶ月だが、いろいろとあった。
    その中で感じることは、やっぱり体力の衰えと心の抵抗力の衰えである。

    私は、ある時点で峠を越え、今は里に向かっての下り道を歩いている。
    53歳と言えば30年前の私から見たら、
    立派な親父でもある年代だ。
    年寄り臭いとでも言うのだろうか、本当はそんな年になっているのだ。
    これからは減算方式で、決められている残りの時間が淡々と減らされるばかりだ。
    それは、父と母にはもっともっと切実なことだと想う。

    死ぬことが怖くない人はいるのだろうか。
    人は、その日常の中で忙しく生活しながら、
    自分が死ぬ存在であり、この世からいつか消える存在であることを忘れる。
    しかし、その瞬間は全ての人に訪れるのである。
    その時、私は恐怖しているであろうか。
    その時、私は後悔しているであろうか。
    その時、私は慙愧の涙を流すであろうか。
    しかし、平安でありたい私は、だから今を生きているのかもしれない。

    死んだら人は、どこへ行くのか。
    今度の脚本のテーマの一つに、そうした死者との交信がある。
    「死んだら、死なない人になるのではないか」
    「死んだら、いつでも大好きな人のそばにいられる人になるのではないか」
    「死んだら、欲望や憎しみや嫌悪がなくなり、平安で心が平らなままでいられるのではないか」
    そんなことを書いている。
    そう想うと、死ぬことは、
    こんなに心が痛めつけられたり、人の我がままで傷つけられたりすることもなく、
    平穏に生きられることなのではないかとも想っている。

    「リフレィンが大切です。」
    淡々と日々の生活を繰り返している父と母。
    それは自然の摂理を受け止めて、抗うことなくあるがままに生きている姿だ。
    それは、私の30年後の姿である。
    人は、生まれ、育ち、老いて、死ぬ。
    そのリフレィンの中に、大自然の四季がある。
    いくら抵抗しても、この道を反対に歩くことはできないのである。

    しかし、その先にあの大自然のような静けさと平安があると想うことで、
    少しは癒され、生かされるのだ。

    「100,000年後の安全」を観た。
    放射能は全てのリフレィンをただちに立ち切ってしまう恐ろしいものだった。
    例え、それを地中深く埋めたとしても、その恐ろしさは10万年変わらない。
    人間は、核廃棄物の処理方法を考えないまま、
    世界中に25万トン以上の核のゴミを抱えている。
    福島の原発を見つめることで、人の愚かさはよく分かる。
    3か月たっても、何一つ進展していない。

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