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from: クマさんさん
2011/10/27 06:00:29
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次男の誕生日
54歳には54歳なりの生き方があり、考え方がある。
日々いろいろなストレスと出会いながらも、それをどう受け止め、処理をするか。
向こうからやって来るものに、いちいち感情的になってしまっては、私は持たないだろう。
それを、どう諦め、どういなし、どうスルーするかだ。
分からない者は、どうしても分からないものだ。
「人は、変わらない。」「人の考えは、変えられない。」
その一方的な視野の狭い我儘な攻撃を、笑って受け止められるように修行の日々だ。
昨日は、あまりのことにカッとなって、頭痛がした。
こんなことで突然死しても仕方ないと想い、諦めた。
「言っても無駄だ。」「分かってはもらえない。」
この種の人には、言えば言うだけ攻撃されるだけである。
「負けるが勝ち。」
体にいろいろな故障を抱えながら、こうした非常識な人と生きねばならない時、
54歳は、柔軟に対処する技を身に付けた。
「逆らわぬこと。」「頭を下げること。」「従うこと。」である。
ただし、私をそんな想いにさせるその人を私は・・・・・だけである。
昨日は、次男の16歳の誕生日だった。
彼のリクエストにお答えして、妻は寿司を買って来た。
ケーキには、誕生日おめでとうと名前がチョコで書かれていた。
父と母も一緒に乾杯をした。
恥ずかしそうにしながらも、次男はそんなセレモニーにつき合ってくれた。
彼は、2歳の冬に生死を彷徨ったことがある。どれだけ私は泣いたことか。
彼を父はとにかく可愛がり、いつもいつもベビーカーに乗せて町内中を散歩していた。
彼は、愛情いっぱいに育てられたはずである。
今は、反抗期真っ盛りなのか、話もしない。
私が何か言おうとすると煩がる。
それは長男がそうだったし、私もそうだった。
一番イライラと、何かに向かって怒鳴りたくなる年頃のようだ。
毎日サッカーの練習でしごかれ、へとへとになって帰って来る。
後は、録画したお笑い番組を横になって観ている。
勉強は・・・・。
私は、長男と次男が大好きだ。
だから、親父だからと余計なことは言わないことにしている。
基本的に生き方は本人が決める。
親の出番は、彼らが困った時なのだと想っている。
「指示」「命令」でコントロールは出来ないのだし、してはいけないことなのだ。
「尊重」することは、「甘やかす」こととは違うと想っている。
だから、「居ても居なくてもいい親父」は、ここに居るのだ。
しかし、目は離さない。しっかりと見守っている。
ある人が言っていた。「今の親たちは子どもに気を使って、厳しくしない。」と。
私もそうなのかもしれない。
しかし、「子どものことを心配する親」ではありたいと想っている。
相手が困っていたり、悩んでいたりしたら、そっと傍にいられる親でありたい。
日々、私へストレスを与える人は、それとはま逆な人なのだ。
「一方的に自分の考えを押しつける。」
「自分だけが正しいと思う。」
「人を見下し、いつも指導しようと冷たく見ている。」
「指示・命令」
人は、言葉では動かない。人は、心で動くものだ。
長男と次男には、そんな親父でありたいと願っている。
誕生日おめでとう。
兄ちゃん、誕生日には帰って来いよ。
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