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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2011/11/09 06:00:40

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    評価しない人に

    昨日、津川の奥の鹿瀬へ行って来た。
    私は会場は津川の近くだと勘違いしていたために、
    鹿瀬までなかなか遠く、焦ったものだった。
    高速には、安田からのった。
    津川までは750円だっただろうか。
    この磐越道は、遠回りをしている感じがあるので、
    私は津川ぐらいならば下道を行くことにしている。

    定刻に滑り込みセーフだった。
    気が着いたら私の席の前には知り合いが座っていた。
    彼とは、3週間前にある結婚式に一緒に招待した仲だった。
    世の中不思議なものである。
    自己肯定感を高めるためにはどうしたらよいのか。
    特別支援の子どもたちのための話なのだが、
    全ての子どもたちに通ずる話のように感じた。

    ・子どものやる気を高めるかかわり
     親しく声をかける。子どもの話に関心をもつ。
    ・できたという成功体験を与える
     できることからはじめる。無理のない目標設定。
    ・自分はできるという自信を育てる
     当たり前のことができたらほめる。みとめる。
    ・自分でも役に立つという体験を与える
     子どもに仕事を与え、感謝する。
    つまり、できたことを認め、ほめてのばし、自分を好きになる。

    これが子どもが自己肯定感を高めるためのたたわりなのだそうだ。

    親として、私は子どもたちにこんなかかわり方をしていたであろうか。
    何だか追い込んでばかりいたようで、今でも反省の日々である。
    結果を求める。もっと頑張れと言う。やればできると言う。
    それは、言われた方にとってはたまったものではないと感ずるはずだ。
    何故なら、現状について否定していることになるからだ。
    今は駄目だ。しかし、努力したらきっと期待通りにできるはずだ。
    そんな相手に対する想いは、相手には確実に伝わっている。

    自己肯定感どころか、自己否定と共にやる気すら失ってしまう。
    評価する側の真面目な人は、簡単に人を「出来る人」と「駄目な人」に割り切ってしまう。
    自分の狭い基準だけによって、人を選別して当然のように思っている。
    それは、一種の差別であり、偏見なのだが、当の本人は気づかない。
    その評価を妥当なものとみなし、他の者にも同意を求めたりする。
    「あれは駄目な人だ。」「あれはやる気のない人だ。」
    そう言われた人には、反論する余地も与えられない。
    そんな人は、実は自分への評価はとても甘いものなのだ。
    自分の失敗は笑って誤魔化すが、人の失敗はここぞとばかりに糾弾する。

    さてさて、いつもそんな評価を受けている人は、
    実は、やる気どころか、その人の顔さえ見ることが厭になってしまうのだ。
    どうせ自分のことなど分かってはもらえないと感じ、
    その人から離れるだけでなく、時には憎しみすら感ずるものだった。
    評価とは、その程度のものなのだと私は想う。

    だから、相手を評価する前に、相手を理解して、共感することなのだ。
    相手のことを肯定し、そのままでいいと認め、相手の話をよく聴くことなのだと私は想う。
    一方的な否定的な評価は、やる気を失い、評価者にたいする不信感と憎しみとを生むものだ。
    しかし、肯定的、共感的に寄り添ってくれる人には、人は絶対の信頼と安心感とを感ずるものである。

    ある意味では、私たちは社会生活や家庭生活で評価に曝されている生活をしている。
    だから尚更、評価のない、理解と共感の人が求められているのではないだろうか。
    「居ても居なくてもいい人は、居ていいのだ。」
    そうした絶滅危惧種のような人が、
    自分の傍で生きていてくれたら、きっとみんなはほっとするのだろうなぁと想った。

    帰りに山々を彩る美しい紅葉に心が動いた。
    そうだ、自然はいつも私にとってはそんな存在だったと、その時想った。
    自然は、評価しない。
    黙って受け入れる。
    それでいいのだ。

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