サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: クマさんさん
2011/11/13 06:17:42
icon
前を向くか、後ろを見るか
先だけを見る。後は振り返らない。
いいではないか。そんな生き方が出来たら。
失敗の多い人生においては、やはり後悔と自己嫌悪の連続だったかもしれない。
しかし、全てを忘れる。
目も耳も前についているのだから、
後ろのことはケセラセラと気にすることはないのである。
「考えても仕方ないことは、考えても仕方ない。」
「悩んだところで、終わったことは仕方ない。」
この「仕方ないて。」という言葉は、私のような男にとっては慰めの言葉となる。
Cさんは、常に前を向いて生きている。
「これだ。」と思うと、まっしぐらにこれだに向かって突っ走って行く。
「話したいことがあるんさ。」と、呼ばれる。
カウンターに座り話し出すと、もう話はそこまで行っているのかと驚いてしまう。
「これだ。」は、前にあるものだ。
後ろには「これだ。」は落っこちてはいない。
その発想がまず凄い。
そこは、まだ少なくとも新潟市では誰も踏み込んでいない領域であるからだ。
パイオニアには、道を切り開く苦労があり、道に迷うリスクも存在するが、
先行逃げ切りの有利性も存在するのだ。
「このことを最初に手掛けた人は誰か。」
それは、ぷれジョブで十分証明されている。
つまり、その事例は先行する事例であることだった。
次に、時代がその実現を求めているものでもあった。
時代を読む感覚はとても大切なことだと思っている。
「そんなことがあるわけはない。」「そんなことはやったためしはない。」
と言っている人たちは、今のぷれジョブを見てどう感ずるだろうか。
私がいつも心に想い、励ましを受ける言葉がある。
「トヨタは十年後の常識にだけ投資します。」という言葉だ。
これは、トヨタ財団から派遣された若い女性職員の言葉だった。
だから、それからは「十年後の常識(スタンダード)」を目指して生きることにした。
今、Cさんが手掛けようとしいる事業は、きっと5年後にはスタンダードになっているはずである。
先行投資という言葉があるが、私たちが投資できるものは資金ではない。
それは、私たちの人生であり、私たちの時間であり、私たちの経験に基づくささやかな知恵だった。
それならば、世のため人のために投資はできるのだ。
志士たちの想いはいつでも熱いのだから、後はその想いを投資する先を見つけることなのだ。
しかし、独りでは夢は叶わぬものである。
その事業が大きければ大きいほど、パートナーに恵まれる縁が必要だ。
人は人との繋がりの中で夢を実現するものだからだ。
出会いは、その人の人生を変え、その人の夢を現実にする力を与える。
今回もCさんは、凄腕のパートナーに恵まれていた。
この出会いに恵まれるということも、一つの才能だと私は考えている。
そして、行動することを躊躇しない果敢な精神である。
「歩きながら考えよう。」「走りながら考えよう。」
用意周到に緻密な計画を練っている間に、先を越されてしまうこともある。
計画とは、失敗しないためなのだが、リスクを考え始めてせっかくの事業も頓挫することもある。
計画なんぞはある程度いい加減でいいのだ。
しかし、ゴールを見据えた見通しは絶対に必要なのだが。
後は、自分がやるのではなくて、いろいろな分野の専門家や、その分野で才能をもつ人たちを集めることだ。
ここが大切なのだが、自分がやるのではなく、
自分はあくまでコーディネーターに徹して行くのである。
その才能のコラボを楽しみ、誰がリーダーなのか分からない状況で共に制作して行く。
「やろう会」から学んだことは、これだった。
Cさんは、見事にこれを実践している。
そして、ここに書いたことは、あのアップルの創始者ジョブズの本にも書いてある。
「何が起こるかぴたりと当てることはできない。
しかし、どこへ向かっているかを感じることはできる。」byジョブズ
私にも来年度には大きな夢がある。
その夢の方向性を私の心は確かに感じている。
人は、後ろを向くよりも、前を向いた方が力になると今朝思った。
コメント: 全0件