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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2012/02/17 06:23:55

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    修行して学んでいること

    またまた大雪の予報が出た。
    外を見たら真っ白になっていた。
    せっかく昨日の天気で融けだした雪だったのに・・・。
    これを最後にして欲しい。

    激動の一週間が終わろうとしている。
    金曜日の夜が一番の楽しみだ。
    毎日毎日何かが必ず起きる現場だった。
    常に臨機応変に対応し、
    自分をクールにしたまま接することを旨としている。

    熱しやすく、瞬間的に沸騰する短気な男が、
    今は、何だかとても気が長く、我慢強い男に変わった?
    それはこの現場での日々の修行のなせる技だった。
    例えば、相手が気分が乗らないと頑なに拒否をしても、
    何でこんなことをしなければならないのだと、文句を言おうとも、
    相手から心傷つく言葉を投げ続けられても、
    突然のパニックで大暴れされても、
    それをクールに受け止めて、心と感情とをぶれさせないことが私の修行だった。

    事実として受け入れ、その原因を探りながらも、
    冷静に対処し、呼びかけつつ、ひたすら待つ姿勢。
    彼や彼女が激高し興奮状態に在る時は、
    まずその感情が落ち着かない限り、何を言っても無駄なので、
    その傍に居て、そっとして見守ってやる。
    この時は、上から目線で叱ったり、指導したりすることはもっての他で、
    私が相手のことを信頼し、愛情をもって受けとめて、黙って待ってやることが大切なことだった。

    どうしてそんなことをするのか。
    どうしてそうなってしまうのか。
    本人にも分からず、本人にはどうしょうもなく、本人すらその状況に困り感を感じている。
    そんな日々の現場の中で、私は多くのことを教えられた。
    生きるのは、彼であり、彼女なのだ。
    言われたから、指示されたから、教えられたから、
    すぐにできるものではないことも事実だった。
    しかし、1年、2年と長いスパンで振り返ると、着実に成長している。
    その長い目で人を観ることのおおらかさを、この修行を通して学んでいる。

    その心のゆとりは、相手にも必ず伝わるはずだった。
    「無理するな」「これでいいよ」「疲れたら休もうよ」
    それは効率優先の成果主義の世の中には逆行するかもしれないが、
    私は、私自身そう言われたら、嬉しいと感ずるし、
    逆に力を蓄え、「よっし、次は頑張るぞ」とやる気が出るような気がする。
    その言葉は、諦めでは決してなく、
    相手に対する信頼から発せられる温かな人間らしい言葉なのだ。

    「頑張れ」ということばは、「もっと頑張れるはずだ」という言葉かもしれない。
    「今はまだ頑張っていないから、次は頑張ってみろ」という言葉かもしれない。
    頑張って、頑張りすぎている人には、その言葉は相手の努力を否定する言葉ではないだろうか。
    だから、私はその言葉を言わなくなった。
    しかし、「頑張っているねぇ。すごいねぇ」は、まだ使っている。

    「頑張っているねぇ」「すごいねぇ」
    「無理するな」「いいよ、いいよ」「疲れたら休んだら」
    人は、私を甘過ぎると言うかもしれないが、
    この仕事をして30年間。
    この言葉を通して相手に伝わる想いが、
    相手を育てるということを、理解している日々でもある。

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