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from: クマさんさん
2012/02/18 09:43:11
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野武士のすすめ
またまた大雪になった。
朝起きて窓から見える景色は、まさに雪国だった。
屋根には5〜60㎝は雪が積もっている。
さすがに今朝は外に出る気が起きなかった。
二日酔いでもあるので、しばらく布団の中でぬくぬくとしていた。
熱い男たちは、幾つになっても熱いものだ。
大雪の中、四人の侍が新潟駅前に集結した。
それぞれがそれぞれで熱く戦ってきた兵ばかりだった。
これから何を仕掛けるか。
どのようにして改革を推進して行くか。
このご時世の中で絶滅危惧種の男たちは、
その熱さを忘れてはいなかった。
勝手に会を立ち上げることは、得意中の得意技だ。
やりたいことがあったら、自分たちで始めるのが一番手っ取り早い話である。
始めるためのノウハウは、それぞれが経験の中で学んでいた。
資金については、助成金ハンターばかりだから大丈夫だ。
活動を進めるために協力してもらいたい人たちとのつながりもある。
後は、理念を明確にして、方向を見定めて、ぶれないことだ。
10年前になるだろうか。
私は、ある人の誘いで「新潟県学校ビオトープ連絡協議会」なる会を立ち上げたことがある。
私のような立場の者が勝手にそんな会を立ち上げたと、
いろいろと言われていたようであるが、聞かないことにしていた。
立ち上げのメンバーは数名だった。
そこから、理念の合意形成を行い、
野武士のような男たちが一致団結をして活動を進めた。
野武士たちは、それぞれの分野におけるエキスパートだった。
企業や学校、官庁関係ともつながり、
お互いに情報発信しながら、ウィン&ウィンの関係で活動を続けた。
提供するものを持っていることで、ニーズと出会った。
そこでビオトープを協働で造るこで、新たなネットワークが生まれた。
この会が出来たことによって「ビオトープ」という言葉が市民権を得て、
広く浸透したと言っても過言ではなかった。
先駆けとして、パイオニアとしての使命感と責任感と、喜びをもって私たちは爆走した。
よく会って、よく話し合い、よく呑んで、よく語り合った。
今から思うと、よくあれだけの定例会と飲み会とをこなしたものと感動する。
さてさて、昨夜の会もそんな会に発展することを期待している。
40代に本当に野武士たちと馬鹿になってやったことがある。
その体験があるから、「王瀬の長者」の劇が生まれ、劇団が生まれた。
北区のミュージカルの原案は、この野武士たちとのおかげである。
「金もいらない。名誉もいらない。地位も権力も欲しくはないさ。」
そういう野武士が一番強いと誰かが言っていた。
人生、暴れる時は暴れることだ。
そっちの生き方の方が、後悔がないように思われる。
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