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from: クマさんさん
2012/04/11 05:58:51
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「生きる」とは
何もしてやれない。
ただ見守っているだけだ。
日々は、淡々と過ぎて行く。
何かできることがあったら教えてもらいたい。
しかし、その現実を受け入れている私。
昨日は仕事で帰宅が9時を過ぎていた。
疲れて帰ってくると、いつも母は待っていてくれた。
私が帰ると台所にたち、夕食の支度をしてくれた。
労をねぎらい、気遣ってくれた。
しかし、昨日は私が帰ったことすら気づかなかったようだ。
炬燵で寝たままだった。
小さくなっているので、
そこに母がいることに気づかないくにいだった。
私は、独りで夕食を準備して食べていた。
さて、母が不在の食卓だった。
そこに居るべき人が居ない家族の現実。
そうした状況を、どこの家族も想定してみるといいと思った。
すると、当たり前の平凡な毎日が、
実にありがたいもののように感ずる。
「これが最後かもしれないなぁ」と想えば、
何でも笑顔で受け入れられるのだ。
もう一つ、「ありがたいなぁ」という気持ちに素直になれる。
私たちは、まだまだ年寄りから学ぶことが多いのだ。
今、「生きる」ということを改めて見つめている。
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