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from: クマさんさん
2012/04/20 05:26:26
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長男の突然の帰郷
さてさて、昨夜突然、長男が現われた。
10時頃、玄関のチャイムが鳴って驚いた。
出て見たら、長男がそこに立っていた。
母がとても喜び、笑顔で迎えに出ていた。
駅前のファミレスでのバイトの帰りに寄ったのだ。
遅い夕食を作ってもらい、彼は泊まっている。
彼もまた、母に育てられた孫である。
私たちが16年前に村上からこの実家に越して来た。
彼は大山保育園に入り、送り迎えは母の役目だった。
私たちよりも長男と次男とは、
父と母と一緒に過ごした時間が多いのだ。
私も婆ちゃん子だったが、
住まいが違っていたので、
母が仕事から帰って来る間の婆ちゃん子だった。
私たちが安心して子育てができたのは、
母と父のおかげなのだと感謝している。
愛情たっぷりに育てられた二人にとっては、
心と体に沁み込んだ母の想いと優しさとを、
きっと自分の心と体の元素となり、形作られていると感ずる。
母はよく言ったものだった。
「優しさを人には教えられない」と。
それは、優しさとは、優しく育てられた人にしか持ちえないものなのだということらしい。
長男も次男も、優しい子に育っている。
反抗期真っただ中の次男は、私には口もきかず、時には睨むが、
私が親父としての権威を捨てて、居ても居なくてもいい人になっているので、
私がスルーすると、それまでだった。
そう言えば、次男とは親子喧嘩がなかったなぁ。
もちろん長男は、母のことが心配だからふらりと帰郷したのである。
登校時に、母に「行って来ます」と声をかける次男。
母の顔を見に、予告もなく現われる長男。
優しさのスイッチは、入っていると、父は信じている。
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