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from: クマさんさん
2012/04/26 05:57:10
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父と母の花見
右手首の捻挫が治らない。
これでは太鼓を叩くどころか、押すことすら難しい。
やっちまいました。いつもタイミングの悪い男だ。
昨日、夕方仕事をしていたら、妹からメールが届いた。
何だろうと開いてみたら、
父と母とが、大山台の桜の前に立って、笑顔での記念写真だった。
「行ってくれたんだなぁ」と、嬉しかった。
今年の桜は見事に頑張って咲いてくれていた。
それは、父と母とのこの日のためだったのだと思った。
来年の桜は、誰にも分からないのだ。
今年は、花見ができた。
それも愛する人と花見ができた。
それはまた格別な思い出ではないだろうか。
何故ならば、その花は散り、
二度と再び愛する人とは、今年の桜を見ることができないからだ。
花見とは、愛する人との一期一会ではないだろうか。
残念ながら私は参加できなかったが、
共に桜の花を愛で、語り合い、笑いあい、
しんみりと想い合うことが、何だか花見の意味のように感ずる。
あの年に、あの場所で、あの見事な桜を一緒に観たね。
それは、流れゆく月日の中で決して消えない大切な思い出なのだ。
願わくば、来年も満開な桜の下で、二人の笑顔の写真を撮りたいものだ。
今度は、私がシャッターを押したい。
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