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from: クマさんさん
2012/05/23 08:33:28
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夜中に起きる
最近、夜中に目が覚めることが多くなったる
目が覚めてもまだ暗い。
時計を見ると2時だったり3時だったりする。
それからトイレに行き、しばらく眠られなくなることもある。
そんな時に本を読むこともある。
なおさら眠れなくなることが分かっているのに・・・。
これも年をとったせいなのかと諦めている。
しかし、朝が辛いのだ。
頭がぼーっとしたまま、なかなか目覚めないからだ。
無理にジョギングで身体と頭とを目覚めさせようとするが、
なかなか思うようにはいかない。
この「思い通りには行かない」ことの多さに、
私は、「諦めること」と「根気強く待つこと」とを学び、実践している。
この二つは、一見矛盾するように思われるが、
私にとっては人生に向かう基本的な姿勢なのだ。
自然や自分の思う通りにはいかない場面に出会うと、
何とかしようと焦り、次々と策を弄して、討ち死にすることが多かった。
確かに攻めることも必要だし、果敢に挑戦し続けることも必要なのだ。
しかし、時にはその戦いに疲れ、反対の結果が生まれたり、自分自身がぼろぼろになることもある。
一見強く、逞しく戦っているように見えるものは、
案外長続きはせず、固くて強い枝のように突然ぽきっと折れることがある。
しかし、一見弱く、いい加減に見えるものは、
実は、とても柔軟でしなやかで、強く曲げられても元に戻る弾力性をもっている。
前者は、いかにも仕事ができそうな人で、後者は、愚かなる怠け者に見えるだろう。
ところが後者の心の中は、「諦める・・・明らめる」「根気強く待つ・・・見守る」として、
ゆったりとして構えて待っているのだった。
私は、若い頃はこの後者の生き方が分からず、私も呆れて馬鹿にしていたかもしれない。
しかし、今はこのように生きたいと思い、生きている自分を感ずる。
ある意味、これも積極的な攻めなのだが、傍から見ていても分からない態度なのだ。
自分でもどうしようもない身体や体力や心の変化に対して、
私は、そんな態度で臨むことにしている。
そして、大自然に対しても、私とかかわる人に対しても、遭遇するいろいろな人生の出来事にも、
私は、同じようなスタンスをとってかかわるようにしてきた。
夜中に目が覚めたら、仕方ないのだ。
目が覚めてしまったことを受け入れ、
いつか来るだろう眠気を待って本を読んでいたりするのだ。
私は、深夜にラジオを聴くという老人の気持ちが分かるようになってきた。
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