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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2012/09/08 06:00:40

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    歌の練習

    向こうから、やるべくことがやって来る。
    いつもいつも私はそうだった。
    昨夜は、歌の練習のために東区公民館に出かけた。
    「練習に来てください」と、いつも誘われてはいた。
    それにのに、いつもいろいろとあり行けなかった。
    ところがソロで歌わねばならない。
    なのに、その歌がなかなか入らないのだ。

    入らないでは済まされない。
    今回の劇で、私がこけるわけにはいかないのだった。
    だから、どんなに疲れていても、ぼろぼろであろうとも、
    行かねばならぬのだ。

    素晴らしいオーケストラだった。
    こんなに生音とは、人の心と魂とに響くものだと感動だった。
    ガンちゃんが、毎回参加する訳が分かった。
    私の歌のために、この音楽は創造されているのだ。
    その不思議さに、心が動いた。

    しかし、しかし、しかし、たったワンフレーズ。
    たった一音が入らない。
    どういうわけか音がとれないのだ。
    すると、歌い手二人が私を挟んで、歌ってくれた。
    「この音なのだ」と、その音を横で歌ってくれる。
    実に手の焼ける歌い手である。

    できない子の気持ちがよく分かる。
    本人は必死なのだが、どういうわけかそれだけが出来ないのだ。
    どうできたらよいか分からないからできないのだ。
    その子を絶対に責めたり、叱ったりしてはいけないよ。
    本人やろうとして懸命なのだから。

    そして、歌は歌われた。
    感動だったなぁ。
    みんなから、拍手をもらった。
    やっぱり出来ない子には、賞賛の拍手と讃辞なのである。
    少し気の重かった歌の練習が、楽しくなった瞬間だった。

    歌を歌う。
    そのことを使命とする立場に立たせられている。
    やり遂げねばならぬのだ。

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    さけ

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