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親父たちよ

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  • from: クマさんさん

    2012/10/03 05:59:34

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    異界との交流界が舞台なのだ

    何だか分からないが、限界に挑戦している。
    仕事の〆切は、金曜日の朝である。
    木曜日の夜中までには、全てのものを終えていなければならないのだ。
    それなのに、今週は、東区プラザホールを使っての連日最後の稽古なのだ。
    私は、その稽古にでられないまま、家での仕事が続いている。
    復帰してから一か月。
    さてさて、どうしたらよいのか、途方に暮れることたびたびである。

    目には見えないものによって、支えられ、生きている。
    いつもこうして気力・体力の限界を感じながら生きていると、
    それは生きていると言うよりか、生かされていると言った方がよい状況だ。
    夜中の2時過ぎに眠り、今起きて掲示板を書いている。
    5時はいつしか暗いままの季節となっていた。
    慢性的な睡眠不足と過労状態。
    それでも朝を迎えられるのは、生かされているからだろう。

    「肉体の内に魂があるのではない。魂が肉体を包む。」
    「現象は生滅を繰り返す。しかし、実在は不滅である。」
    「現象は、実在に従って起こる。実在に従ってのみ、生起する。」
                        「魂にふれる」より

    舞台は、その実在界と現象界との交流界である。
    1300年前に生きていたはずのガンネとゾマイの魂は、この私を包み、そこに存在している。
    その魂の呼びかけを聴き、その声に従って私が書いた物語が「キビタシの森の物語」だった。
    それは、想起された世界であり、実在として不滅に在る人たちの物語なのだ。
    その人たちの想いと願いとによって、蘇えった縄文の魂が、この森の民たちの物語なのだ。

    それは、歴史の中で忘れ去られた物語であった。
    語り継ぐべきはずの物語なのに、いつか風化され、
    人々の心から消え去ってしまった大切な物語でもあった。
    しかし、私を通して、ガンネとゾマイたちが蘇り、
    二日間の舞台を限りに、その実在界の扉は開かれ、
    その語り継ぐべきであった森の民たちの物語が復活するのだった。

    私たちは、いよいよ最後のゾマイの台詞にあるように、
    あの火焔式土器に託されたガンネたちの物語を読み解く日が来たのだった。
    ここまで1300年以上たっているのだ。


    そこは、「異次元」であり「異界」なのだ。

    だから、その使命を言い使わされた私は、死なない。
    この極限状況の中で、ぼろぼろの状況でありつつも、
    ゾマイは、ここに居てくれる。
    私は、その実在を感ずる。
    傍に居てくれるのは、勇者ゾマイなのだ。
    私は、そのゾマイにこの心と身体とを委ねるだけだ。

    極限のぼろぼろな状態の中で、ゾマイが傍に立ち、
    私をガンネに対するように命を懸けて守っていてくれることを感ずる。
    この感ずることが、実在なのだ。
    舞台が終わったら、私はいったいどうなっているのだろうか。
    異界から戻って来れなかったりして。

    それもいいかと、今は想う。
    とにかく、今夜の稽古には行けるように、ゾマイ様お願いします。

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    さけ

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