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from: クマさんさん
2013/01/20 19:07:57
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ビオトープの仲間たち
久しぶりに昔の仲間たちに会えた。
会場は、もちろん駅前の「山小屋」である。
この店の柱の一本ぐらいは、私が森田さんの店に通って飲んだ分だ。
15年前になるだろうか。
新潟県に学校ビオトープを普及させようと立ち上げた会の仲間たちである。
専門学校の校長先生。大手建築会社の若手支店長。しがないクマさん。
何の人生の接点のないこの男たちが、出会えたことだけても不思議なご縁だ。
ここに御大将松木さんが登場する。
全ては、この偉大なる生物の先生によって、創られたネットワークだったかもしれない。
ビオトープのフォーラムをやるぞ。
そんならば、劇でもしてみねかね。
いいいね。しかし、劇にするためのいい題材あるろっかね。
「王瀬の長者」って話があるがね。
山の下の王瀬が舞台の物語らがね。
それで、どういうわけか私が脚本を書き、
なんと演出までやった劇「王瀬の長者」が誕生したわけなのだ。
そこで、五十嵐劇団とのコラボが生まれ、堀川久子さんの登場となった。
なんでもいけいけの時は、恐れを知らぬものである。
劇については全くの素人の仲間たちは、
ある年に亀田土地改良会館で、フォーラムと劇の上演をしてしまったのだ。
我らの仲間の面白さとは、不可能を可能にしてしまう実行力にあった。
金は、○○財団の研究助成うん百万円で突っ走った。
校長も、支店長も、卵屋さんも、ヨットマンも、粗朶屋の社長も、
みんなみんな役者に仕立てて、舞台に上げた。
やっている最中は本当に苦しくて、切なくて、
堀川さんにはガンガンと「演出、しっかりしな」と、言われるは、
反省会としょうしての検討会は夜を徹して行われるは、
社長は、全く台詞を覚えてこないは・・・・・。
しかし、あの時代に無理だと思えた劇なるものを上演したことは、
本当に私たち仲間としての絆であり、キモであったと今も想う。
やっぱり人生、迷ったらやればいいのである。
やってよかった。やっぱり、やらなくてはダメなのだと、この出会いを通して改めて想った。
その後、味をしめた面々は、音楽文化会館で、
シンポジウムと称して「王瀬の長者」を上演した。
役者が集まらず、関わりのあるお年寄りたちに出ていただいた。
我が次男坊も、この激で1年生でステージに立っている。
2月、雪がしんしんと降る日だったことをよく覚えている。
本当に好き勝手に、自分たちの夢を実現してきた仲間たちだ。
そして、想うのだ。
あの時代に出会い、意気に感じて、突っ走っていたことで、
55歳となった私は、あの40歳の頃の馬鹿なまんまで、
何だかみんなと飲むことで、原点に回帰する嬉しさと、幸せ感を感じながら、
出会えてくれて、本当にありがとうございましたと、想うだけでなく、
この出会いこそ、必然であり、運命であったことを、今更ながらに想うのだった。
この出会いがなかったら、東区市民劇団は生まれることなく、
私が劇の脚本を書く事もなく、
「キビタシの森」も、「春のホタル」もこの世には誕生しなかったはずである。
ある年、あの時、私は豊栄市に赴任して、福島潟と出会った。
そこに御大将松木さんがいて、校長と支店長と出会わせてくれた。
そこで感じた「やるべきこと」に没頭し、バカになって追究した。
そしたら、すごいすごい仲間たちとのネットワークができて、
そこでは、この出会いによって発見された魂の命ずるままに、潔く生きてきた。
その仲間たちは、いつも会って語り合えば、あの時のその人そのままで、
今でも次の時代の大いなる夢をもって、語り、実現に向けて奔走していた。
草莽崛起の仲間だね。
私は職場ではこんな状況で元気がなくなることもあるが、
仲間に出会うと、本当に元気をもらう。
否定された自分が、それでいいんだと勇気をもらえるからだった。
この仲間を通して、私の生き方は随分変わった。
そのことは、また話したいと想っている。-
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