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from: クマさんさん
2013/01/31 05:57:31
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戦うことこそ
昨日は、「感染列島」に魅入ってしまった。
観始めてしまったら、席を立てなくなってしまったのだ。
市民病院が舞台であることもあったが、
患者さん一人一人の命を必死に救おうと院内感染の危機の中で、
ウイルスと戦う医師と看護師の姿が素晴らしかった。
壇さんが、謙虚に医師と看護師に頭を下げてお願いするシーンがある。
すると、一人の看護師が勇気をもって手を挙げる。
すると一人が、また一人が、命懸けの仕事に関わることを決意する。
一人でも生きる可能性のある人を助けたい。
希望のない患者から人工呼吸器を外して、その人に付け直す。
檀さんは自ら子供の口から呼吸器を外した。
幼い子と父親とを残して、ウイルスに感染して死ぬ看護師。
鳥インフルエンザと言われ、深々とその責任の重大さに耐え切れず頭を下げる養鶏業の男。
ガンを抱えながらも、現地に行って感染源を特定する藤竜也。
何かこうした極限状況の中で、人間としての尊厳の側に人が動き出すとき、
その人の行動や言葉に、人は感動するものなのだ。
そこには、自己犠牲や自分を捨てて他者を生かすための選択が存在していた。
壇さんは、長野の病院へ行く途中に、感染していることを知る。
その死期が迫ることを感じ、重病患者の担当を申し出る。
最後にはまだ証明されていない血清輸血の治療に自分の身体を差し出した。
その最期の姿をパソコンの画面で恋人に送るのだ。
彼は、彼女の命を救うために、長野に駆けつける。
心肺停止。必死な想いで彼女の命を救おうとする。
それは、養鶏業の男の娘に対してもそうだった。
戦う。ここに感動がある。
人とは、本来そうした戦いへの使命感のスイッチを、
持って生まれているのではないだろうか。
誰かの為に、誰かの命を生かす為に、愛する人の為に、
自分の命を懸けて戦っている人の姿こそ、美しいのだと私は想った。
戦う。ここに感動はあるのだ。-
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