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from: クマさんさん
2013/02/21 06:04:22
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もうひとりの大いなる私を
昨日、ある保険屋さんが訪ねてきた。
話を進めるうちに、どういうわけかつ「辛い時の抜け出し方?」の話になった。
私は、感情をぶらさないという話をした。
日々のいろいろな場面で感情的になり、
胃をぎゅと締め付けたり、頭にカッと血を昇らせたりしない生活である。
どんな状況にあろうとも、心と感情をフラットにして、
平常心を保つことである。
しかし、現実にはとてもとても難しいことだが、
私は、何とかこの感情的にならないということができるようになったのだ。
本当はまったくま逆の、短気で、怒りっぽく、すぐにイライラする男だった。
そんな私が改良できたのは、日々の仕事のおかげだった。
まず、相手の感情をモロに受けずに、スルーすることだった。
聴き流す。受け流す。さらりとかわす。
そのためには、自分をたいしたものだとは思わないことである。
変にプライドがあり、立場意識があるから、
嫌なことを言われたり、馬鹿にされたり、怒鳴られたりすると腹が立つのだ。
そうではなく、居ても居なくてもいい人なのだから、
何を言われても別にどうということはないのだ。
次に、私自身がコントロールできないことは、諦めることである。
彼がパニックになり、彼が爆発し、彼が感情を激しているのは、
彼自身が止められないことなのだから、私にコントロールすることは無理なのだ。
だから、私にコントロールできないものについては、
私が悩むことも、辛く思うこともないのである。
ただし、しっかりと事実として受け止めることである。
こう書きながら気づいたのだが、
それは、私を見下ろす「もうひとりの大きな私」になるということのようである。
この人に言っても仕方ない。
本当にこんな人間も生きているのだなぁ。
そんな人とかかわらねばならないのがこの世の中でもある。
そのことで悩み、胃が痛くなったとしても、何の意味も存在しないのだ。
その人は、悲しいかな変わらないのであるから、
そんなことで悩む自分の馬鹿らしさを知り、諦めることである。
ここでも、どんな嫌な思いになっても、感情を入れないことなのだ。
だから、今だけに生きる。
ついさっきまでのことはもう帰らぬ時間であるから忘れてしまう。
これから先のことは、まだ来ない時間だから考えない。
ただ今、この目の前の即今だけに臨機応変に対応する。
そんな生き方でいいのではないかとも思えるようになった。
本当に辛いことの山積みの日々である。
その「もうひとりの大いなる私」観をもつことで、
自分を捨てて、無にする生き方に徹したいものだと弱虫の私は今日も思う。-
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