サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。
-
from: クマさんさん
2013/04/07 10:27:28
icon
思うこと3
「人生は、今回限りではない。人生は、終わりではない。」
「これである。この認識の厳しさこそが、善く苦しむための力なのだ。」
「善く苦しむことのできる私は幸福である。」 池田 晶子
さて、仕事から逃げるために、少し時間を作り、久しぶりに自分と向き合ってみる。
苦しむことは、やっぱり人生の大前提なのだ。
私は、こんな状況になってから、周りの人たちが偉く偉く思われてしかたなかった。
すごいよなぁ。やりきっているよなぁ。たいしたものだなぁ。と、
周りの人たちの仕事ぶりをみて感心するばかりである。
そういう私もこの仕事をして30年以上はたっているはずなのに・・・・。
あまりにも自分がちっぽけで、貧しく、情けなくなってしまった。
しかしだ。本当は、その人たちも苦しみの中にあるのだった。
死んで、終わらない。
この魂の責任をいったいどう果たそうというのであろうか。
この魂は、私のものではないのだ。
ここで、この時代のこの時間にこの場所にこの家族の中に、
この魂は預けられた。
私は、確かに私であるが、本当の私とは私自身すら知らない大いなる私。
禅の言葉で言う「主人公」なのだと思う。
ということは、私は私一人で苦しみの中で生きているのではないということだ。
全てあらゆることが必然であったと、今も思う。
人生を振り返った時に、その道筋は右往左往し、時には谷底に落ち、行方不明となり、
藪となり、暗闇に堕ち、もうだめだと何度も想い、それでも遭難せずに、
ここまで続いた一本の道。
その苦しみの最中では、その苦しみの意味と必然とは絶対見えないものなのだ。
でも、今は想う。
あれも、これも、あのことも、このことも、あってよかったのだと。
それは、私を通してこの世に語り継ぐべき何かを、
私が素直にその導きの声に聴き従い、逃げずに、誤魔化さずに、臆病にならずに、
それなりにまっとうすることが、善く苦しむ生き方なのだということなのだ。
私は、人に問うべきではなかったのだ。
私は、人からとやかく批判されることに辛く思うことはなかったのだ。
まず、善く苦しく生きるためには、勇気をもって何を選び、決断すべきか、
それを日々考えることこそ、魂となって生きる私の幸福感となるのである。
いや、もうすでに私を包み、見守り、支え、励ましてくれている魂は、
日々、傍らにあり、私を見つめ、今も語りかけてくれている。
母は、居る。お地蔵様も居る。そして、祖母や叔父や親友の魂もここに居る。
私も、池田さんのように幸福に生きることができるのだ。-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
-
サークルで活動するには参加が必要です。
「サークルに参加する」ボタンをクリックしてください。
※参加を制限しているサークルもあります。 - 0
icon拍手者リスト
-
コメント: 全0件