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from: クマさんさん
2013/05/27 09:30:19
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一日をどう過ごすか
やはり先週は酷い日々を過ごしてしまった。
とにかく朝、目が覚めないのだ。
人間はやっぱり生ものであることをつくづく感じた。
薬とは、かくも怖いものなのだ。
寝たらそのまま朝になる。
何度起こされても、起きる気力がないのだった。
何とかしようとは努力するが、体はもはや私のものではなく・・・・。
これではいかんと、無理やり起こして、外での活動を続けることにした。
やっぱり汗をかかなければ、生きていけないものなのだ。
何を思い立ったか、自転車で新津の八幡山遺跡まで行った。
1時間半の旅立った。
新津ま゛のバイパスを自転車で走り怖かったが、
おかげで最短距離を発見することができた。
八幡山は快晴で、竪穴式住居の横の芝に寝そべって、
ゆったりと行く雲を眺めていた。
花の苗の販売場があり、ここで山吹草等の苗を買った。
しかし、自転車の籠にその苗を入れてまた走ったのだから、
その結果はご想像にお任せする。
鳥屋野潟のたい焼き屋さんで、夏たい焼き(これが絶品なのだ)を買って自宅に戻った。
50キロはあったただろうか。
ひたすら暑い道路を見つめて走った旅だった。
翌日は、心友に誘われて、村松の仙見川の辺の部落まで行き、
そこで彼の実家の竹林で、筍採りをさせてもらった。
今年は裏年?というこで、あっちこっちというわけにはいかなかったが、
童心に帰り、筍を落ち葉の中から探し回った。
この日もとても爽やかな日だった。
二つの袋にいっぱい筍を採ってから、川に降りると、
地元のばあちゃんが、漬物の樽を川で洗っていた。
捨てるはずのたくあんを一本いただくことができた。
私は対岸の山の新緑を見て、たそがれることしばしだった。
筍採りの誘いが私には嬉しかった。
薬の呪縛から解き放たれようと、庭や自転車で孤独に汗を流しいる私。
世の中からまさに隔離され、繋がりのなくなった宙ぶらりんの状況。
時には、やっぱり寂しさと孤独感とで、落ち込んでしまうことあり。
何よりも、このままだったらどうしようとの焦りがいつもあった。
そんな中で、やっぱり生きるのは私なのだと、
気持ちを切り替えて日々生きることにした。
そしたら、逆にこれまでにない繋がりもできるようになった。
何と水曜日には、公民館の「歌声広場」に叔母に誘われて参加したのだった。
叔母はこの歌声広場のお世話役をやっていた。
劇で披露した私の歌声を買ってのお誘いだった。
私は、他人の目を気にしないで、気分転換に参加することにした。
まさに叔母さん?の大集団だった。
この人たちは、私と違って人生を生きる達人なのだと、その時思った。
生きることを楽しんでいく。それでいいのだ。
明日、何をしようかと決まっていることが大切なのだそうだ。
ほんのささやかなことでいいのだ。
「公民館の歌声広場に参加する。」
「自転車で新津の八幡山まで往復する。」
「筍を採りに行く。」
「アルビの試合をテレビ観戦する。」
私は、この日々を通して、そんな時間の使い方をできるようになった。
しかし、やっぱり何よりも健康が第一である。
今もこうして掲示板を書きながら、やっぱり頭がぼーっとするのだ。
「健康に一日を過ごす。」
「一日だけを生きる。」
このことの大切さが身に染みて分かるようになった。
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