言葉だけでは、愛ではないよ。

それならどうする。つまり、行動あるのみなのだ。
それができずにこうやってグズグズしているから、何も変える力がないのだ。
第一歩を未だに踏み出していないために、同じ場所をぐるぐる回っている。
進歩がないな。やっぱりダメだな。
しかし、そんな反省や、後悔はしないことにしている。
それが、私なのだから・・・・。

さて、このおかんのコンサートの企画と運営は、
たった一人の美しく若い女性から始まっていたことを知って驚いた。
彼女がおかんのコンサートを観て感動したので、
どうしても新潟に呼びたいと奔走して実現したのがこのコンサートなのだ。
それも3回目?のコンサートのようだった。
その度に、彼女の熱い想いに共感した仲間たちがスタッフとして活動していた。
これも行動の為せる技だった。

コンサートの後、彼女を紹介してもらった。
カメラを肩からぶら下げて、涙でいっぱいだった。
こっちも涙でいっぱいだったから、何だか深く共感してしまった。
人の力は恐るべしである。
来年来るときは、ぜひぜひスタッフの独りに混ぜてくださいとお願いをした。

そして、私は帰ったらすぐに支度をした。
何の支度かと言うと、キャンプの支度なのだった。
五頭のいこいの森でソロキャンプに行くためだった。
それは、自然環境専門学校の校長であるIさんが誘ってくれたからだった。
こんな私を心配して、声をかけてくれるありがたい友だった。
私は、おかんのコンサートの興奮冷めやらぬ間に、
途中スーパーで買い出しをしてから、いこいの森に向かった。
到着は、すっかり日が暮れた7時近くだった。

言葉だけでは愛ではないよ。