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from: クマさんさん
2013/11/07 15:08:40
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愛とは。行動することだ
Iさんは、行動の人だった。
現在は障害のある子供たちや若者たちのための授産施設を経営している。
ペレットストーブの燃料であるペレットの製造や、ストーブの基盤の制作、
五頭の森にある施設では、葉っぱを蒸留して芳香剤を製品化している。
ここで働く人たちはメンバー?と呼ばれ、
それぞれ賃金をもらって自立した生活ができるようにしている。
私も施設を見学させてもらって感動したことは、
一人一人のメンバーが大事にされ、その個性を活かし、輝いていたことだった。
「仕事に人を合わせるのではなく、その子の個性に仕事を合わせる」
その特別支援的な発想の転換がまず素晴らしいと感じた。
また、障害者の作業所では、本当に少ない賃金しか払ってやれないが、
ここを一つの生産基地と考え、きちんと経済的に自立して、
メンバーにそれなりの金額をペイできる仕組みを作っていることにも驚いた。
ノーマラィゼーションではないが、
社会こそが、企業こそが、このメンバーの人たちが働ける環境と仕事とを創設すべきなのだ。
そのことがとても上手くコーディネートされて、循環していた。
それが、働くメンバーと支援するスタッフの笑顔の元なのである。
そのIさんが今年度から取り組んだことは、
五頭の茅葺き屋根の古民家を中心とした、「五頭自然学校」の取り組みだった。
開校式に参加したが、これこそこれからの望まれる楽校なのだと感じた。
自然の中でのびのびと子供たちが体験プログラムに参加している。
特に、ここでの生活は子供たちの自主性を重んずるとのことだった。
学校で管理されている子供たちにとっては、
ここでの生活は楽園での生活となることだろう。
そして、これかにら取り組もうとしていることは、子供たちの放課後支援である。
学校で行われている教育だけでなく、
子供たちがもっと地域社会の文化や伝統と触れ合い、
そして、地域に生きる素敵な大人たちと交流しながら育っていける環境を作る。
そうすることで、子供たちの生活体験を積み上げ、
広い視野を持たせ、生きる力を実体験を通して育てたいという願いから生まれた発想だった。
障害のある人たちに、就労を助け、自立した生活を送られる施設。
自然体験を通して生きる力を自ら育て、
子供たちや若者の心の居場所になるような自由で楽しい學校づくり。
地域社会とのかかわりを再生し、再び地域の人たちと共に子供たちを育てる放課後支援
そこには、スタッフとしての大人たちやお年寄りたちの居場所ともきっとなるはずである。
それらを、多くの仲間たちと共に推進し、実現しているIさんだった。
愛とは、やっぱり行動することなのだ。-
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