私を、捨てる修行の日々。

私が、私でないまま生きる日々。

私を勘定に入れずに、いつも静かに笑っている日々。

私が、私がとはけっして言わず、はいその通りですと素直に聴き従う日々。

私が、私の中で騒がずに、動かずに、感情的にならず、消える日々。

私のことをどんなに言われようとも、そのまま聞き流し、何事もなく次のことを行う日々。

私が役に立たないと思われても、役に立たないことを繰り返して平常心でいられる日々。

私は心重くとも、その私をそのまま仕事場に連れて行く私である日々。

私のことを、私の背中から見守り、仕方ないよと声をかける私である日々。

私が私でありたいために、誰にも何に対しても反論しない日々。

私が、でくのぼうと呼ばれ、褒められもせず、苦にされてばかりいる日々。

私が、私らしく生きるために、深く深く潜行し、目立たぬように生きる日々。

私が、迷いの中でも弱気の中でも、やっぱりその道をよたよたと歩いている日々。

私が、失ってはいけないものは優しさだとただ想い、ただ耐えている日々。

私は、あの人たちではなく、あの人たちのようにけっして生きたくないと思っている日々。

私が、そのあの人たちに囲まれながら、息を殺して、ただ淡々と生きる日々。

私が、私であることのために、無益な戦いを放棄している日々。

私は、無抵抗で、無力で、愚かで、言われるがままで、でも、そのことの強さで生きる日々。

私が、こうして生きることで、私が知るべき本来の生き方と出会う日々。

私が、あの人たちに囲まれて生きることは、私に与えられた試練だと感ずる日々。

私が、試練とだと思うことで、ある意味、イエスと天と自然とに繋がって生きられる日々。

私が、私のまま、ゼロで生きる力を練るために、あの人たちに囲まれて生きている日々。

私が、そのことを悟るために、あの人たちはいてくれるのだと感ずる日々。

私が、迫害や誹謗、中傷の中に居るということは、私が私のまま生きているという日々。

私が、孤独であることで、私が哀しみであることで、呼びかけられている日々。

私が、だからこそ、30年ぶりに教会に行ったのだ。

この苦しみは、イエスと出会うための、喜びのための日々でもあるのだ。