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from: クマさんさん
2014/03/21 12:15:13
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彼岸の中日
先ほど、80代の叔母二人が母の仏壇をお参りに来てくれた。
ロウソクに火を灯し、線香に火をつけた。
静かに頭をてれて、手を合わせて拝んでいる姿を横に座って見ていた。
「いいものだ」と、感じた。
この沈黙には、対話が感じられた。
この世の人とあの世の人でありながら、
たった今は、生きていたあの時のように対話していた。
二人にとっては姉である母だ。
きっと母は、二人の老いた妹たちのことを心配してくれているだろう。
それを感ずるから、二人はお参りに来てくれる。
仏壇が座敷に置かれたということは、我が家に仏様がいらっしゃることなのだ。
この仏壇とチーンとは、この世とあの世とを一瞬に繋げる。
いや、同じ水平線に佇ませてくれる。
あっちとこっちとではない。
ここに、私と母とが居て。叔母と母がいる。
そんな感覚をこの仏壇のおかげで感じられるようになった。
目に見えない世界だからこそ、存在する。
その確信は、叔母たちと同様に私の中でも揺るがなくなった。-
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