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from: クマさんさん
2014/05/08 06:00:58
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再び無為自然に
またまた久しぶりの登場となってしまった。
自分が自分らしい生活に戻ると宣言しながら、
その通りになかなか生きられないのも、やっぱり自分だった。
無為自然。
去年の今頃、この老子の言葉に出会った。
無為については、相変わらずであるようだ。
酒を飲み、眠るばかりだ。
1日を生き延びる。
そんなとても単純なことだけで生きている。
だから、今、ここしか私には存在しない。
昨日を忘れ、明日はない。
ここにある自分のあるがままに生きることが、
この1日を生き延びる生き方だと想っている。
ただただ淡々とそのままに生きる。
連休の二日を使って庭づくりをした。
新たに土を盛って花壇を作った。
そこに買ってきた花を植えていった。
色とりどりの花たちが、自分の居場所に収まった。
ここに生きるは、花たちのことでもあった。
花たちは、ここでしか生きられないのだから。
では、花たち無為自然であるのだろうか。
確かに無為であるが、生きることに輝いているように感じる。
置かれた場所に咲くという言葉があった。
置かれた場所に不満を言わず、そこで自分の運命を納得し、
そして、そこでお日様を浴びて黙って生きている。
昨日はなく、明日もない。
今、ここ、この風と空とお日様とに生かされて生きている。
無為自然とは、花たちのように生きることではないかと、
いつも庭の花たちには学ぶことばかりだった。
ある日、あれっと想ったことがある。
聴いてもらっているなぁと。
無為自然であるからこそ、花たちは私の心の声を素直に感じて、聴いてくれていた。
私が1日庭に椅子を出して花を見て飽きないのは、
きっと花たちと対話することが楽しいからだと想えるようになった。
私も、できればこの花たちのように、
無為自然に魂と魂とで対話できる人になりたいものだと、そのとき感じた。
自分が居ないということは、人と深くで繋がれるということだった。
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